カテゴリ:ひとりごと。( 87 )

R.I.P. My R&R GOD...

随分とこのブログも放置してしまっている。

2月くらいにはちょこっと書いたし、
熊本地震チャリティーの記事も書いた。
だけどなかなか投稿は続かなかった。

それには理由(言い訳、って言う方が正しいのかな)がある。
忙しくなったこともあるし、公私ともにいろんな出来事があった。
その多くは割とハッピーな事柄なので直接的な理由ではない。
ブログを記す気力を失った最も大きな要因は自分でも理解している。

レミーが、死んでしまった。

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昨年の12月28日のことだった。(日本時間では29日)

朝。目が覚めて、何気にインスタグラムを開いた。
そしてふと目に飛び込んできたDice Magazineの投稿。
そこにはバイクに跨る若き日のレミー。
そして記された文言は「R.I.P Lemmy」

…え?

しばらく動けなかった。

レミーは数日前に70歳の誕生日を迎えたばかり。
フジロックの記事でも書いたけど、最近も具合はやはり悪そうだった。
だけど…だけど…まさか…

すぐにモーターヘッドの公式ページを検索した。
そしてそこには、アグレッシブな進行性のガンが彼の命を奪ったこと、
自宅の大好きなゲーム機の前で、家族に看取られて亡くなったこと、
最後には"Born to Lose, Lived to Win"の文言が記されていた。

受け入れ難く、受け入れたくない事実が…そこに存在した。


彼は僕の「神」だった。

僕は決して古いファンではなかったけど、
彼の音楽と生き様に心の底から惚れ込んでいて、
フジロックでモーターヘッドのショーを観れたことは人生の宝になった。

ショーの最後にレミーが「また会おう」と言ってくれた。
それを信じていた。来日は難しくとも、ならば俺がアメリカに行って、
そしてまたモーターヘッドのショーを観るんだ。そう決めていた。

そしてまたステージの上で彼が放つ名台詞、
"We are MOTÖRHEAD. And we play ROCK 'N' ROLL!!"
絶対に、あれを生で聞くんだ、と。

…その夢が潰えた瞬間だった。


その日から完全に気力を失ってしまった。
「心にポッカリと穴が…」なんてことを人は言うけど、
それを本当に目の当たりにした瞬間だったように思う。

SNSには追悼の言葉を刻んだのだけれど、
このブログに追悼記事を投稿しようとPCの前に座っても、
全然、キーボードを叩く感情になれなかった。

レミーとのフジロックでの素敵な思い出を散々刻んだ場所だからなのか。
これ以上にないネガティブなレミーの記事を記すことが
僕にとってレミーの死を決定的なものにしてしまうようで…
とにかく、追悼記事も書けず、僕はここを長く離れた。


それから冬が終わり、春を越えて、夏が過ぎて…この秋。
ようやく今になってここに記すことができたのは、
僕の中でようやくある種の踏ん切りがついたからだ。

その理由は次回。
また近日中にここに記す。


この投稿の結びに、
書きたかったけど今まで書けなかった言葉をここに。

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R.I.P LEMMY...


マツモトカズオ
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by steeldog_79 | 2016-10-19 22:54 | ひとりごと。 | Comments(0)

写真野郎の結婚式

10代の後半から知っているバイク仲間が、
結婚するにあたり式の撮影を依頼してくれた。

もちろん喜んで引き受けたのだが、
僕は少しだけプレッシャーを感じていた。
なぜなら、彼は写真が巧いのだ。

趣味としてフィルムカメラを愛用し、
ライカやハッセルブラッドを愛する写真野郎。
加えて版画などを手がける芸術家でもある。

そういう人間を撮影するのだ。
いつもよりはナーバスにもなる。

しかしいざ撮り始めたらそんなことを考えることもなく、
ただひたすらに彼らの門出をファインダーから祝った。

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ところで新郎はこんな日でも一張羅のカメラを持参していて、
新婦の着付けの模様をハッセルで記録していた。

「彼女」が「妻」になりゆく姿を、
彼はどんな気持ちで切り抜いたのだろう。

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ジョーくん
このみさん
ご結婚おめでとう!



Photo:マツモトカズオ
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by steeldog_79 | 2016-02-23 16:16 | ひとりごと。 | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★Prologue★☆

怒涛のフジロック参戦を終えて。
僕はまたいつもの日々に戻っていた。


8月。

毎年この時期は暇だ。
印刷会社や出版社が軒並み夏休みに入る8月は、
下請けの下請けである僕らフォトグラファーも仕事が減るからだ。

ところが今年はありがたいことに仕事が続いた。
ほぼ休みらしい休みもないまま盆に突入し、
盆明けにもすぐさま仕事が入る。

来た仕事は断らなかった。
なぜなら、9月にちょっとしたイベントが控えており、
それに備えてたくさん仕事をこなしたかったから。

昨年に引き続き、2年連続2度目のアメリカ行きが決まっていたのだ。


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初めて憧れのアメリカを体感した昨年の夏。
35年も憧れておきながら、行ったことのなかった国。
あの旅は、一瞬一瞬すべてが強烈な思い出となった。

ミネソタでの結婚式を終えてニューヨークに行った時、
「せっかくアメリカに来たのだから、ひとつでいいから"仕事"して帰りたい!」
そう思った僕はWebマガジン「Street Ride」のI氏に連絡を取った。

ニューヨークには、福岡出身のカスタムビルダー・佐々木ケイノ氏がいる。
彼を取材するという提案に、I氏は即、GOサインを出してくれた。
ケイノ氏にコンタクトを取り、彼が営むKEINO CYCLESを取材させていただいた。

さらに取材後、ケイノ氏から他にもこの街で働く日本人がいることを知らされ、
マンハッタンのダウンタウンにある「Sixth Street Specials」のチーフメカニック、
FUMIくんと出会う。そして急遽、彼のことも取材することができた。

Streetride "KEINO CYCLES"
Streetride "Sixth Street Specials"

この取材時、ケイノ氏が毎年秋にカスタムイベントを主宰していることを知る。

ニューヨークで。
日本人ビルダーが。
カスタムショーを主宰している。

日本人として、福岡に住む人間として、とて誇らしいことに思えた、

これはいつか取材したい!!
またニューヨークに戻れたなら、
日本のメディアとしてこれを取材したい!


それから年を越して、今年の夏。

やっぱりまたアメリカに行きたい!
ケイノ氏のショーをこの眼で見て、写真に収めたい!

その思いはやはり変わらず、僕は家内にアメリカ行きをプレゼン。
彼女は「行っといで」と、快く留守番を引き受けてくれた。


ショーは9月19日。
僕はエクスペディアでチケットを確保。
ホテルも出発直前にどうにか押さえた。

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かくして、17日出発〜22日帰国という、
かなりの強行スケジュールでのツアーが確定。
僕は再びアメリカの地を踏むことに興奮を抑えられなかった。

出発前に仕事を片付けるべく、
前日までバタバタと過ごす。
旅の準備を始めたのも出発前日。

当然のことながら、前夜は全く眠れなかった。


いよいよ、僕にとって人生2度目のアメリカツアーが始まる!!



続く
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by steeldog_79 | 2015-10-05 17:42 | ひとりごと。 | Comments(0)

神に逢う旅 〜フジロック参戦記〜 #07

続き


さて、モーターヘッドとの邂逅を終え、
僕はしばらく呆然としていた。

無理もない。長年憧れ続けた神様と会えたのだ。

そんな中、ステージでは大掛かりなセッティングが進行していた。
今夜のヘッドライナー、FOO FIGHTERSのスタンバイである。
オーディエンスもモーターヘッドとは比較にならぬくらいの鮨詰め状態だ。
彼らの曲もベストアルバムくらいのレベルなら知っている。
せっかくだから聴いていこうと決めた。

そんなタイミングでふとiPhoneで某SNSを開くと、
もう10年近く会っていない高校の後輩がブログを更新していた。
何気なく開くと、偶然にもFOO FIGHTERSのことを書いている。

僕はそれを読みながら思っていた。
「俺、今からFOO FIGHTERS観るんだぜ!」
そう書き込んで自慢してやろう、と。

ところが、である。

スクロールしながら読み進め、
最後の行で僕は逆に驚かされてしまった。

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??!

なんと!もしや来ているのか?!

すぐに電話をすると、メールが返ってきたので返信する。
「俺、今グリーンステージにいるよ!」

彼女からも即、着信。
もうステージ前にいるとのこと。
なんたる奇跡か。お互い初めてのフジロックで再会とは…!

彼女とは終演後に合流する約束をし、
モーターヘッドで暴れて疲れた僕は、
少し離れたところでFOO FIGHTERSを楽しむことにした。

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ステージ前にはいつの間にかFFロゴの暗幕が下がっていた。
そういえば、デイヴは数ヶ月前にステージから落ちて骨折していたはず。
どうやって登場、演奏するのだろう。
僕は10年以上前に観たAndrew W.K.の車椅子ステージを思い出していた。

そしていよいよFFのステージが始まった。

聞き慣れた"EVERLONG"のイントロに観衆は大熱狂だ。
そしてバンドの演奏が始まった刹那、暗幕が落ちる。
そこには特設車椅子ステージ(?)に座ったデイヴ!

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(写真は某ネットより)

歓声というか爆笑というか…
ともかく、この日一番の熱狂がグリーンステージを覆った。

その後も僕の大好きなMonkey WrenchやLearn to fly、Pretender…
ヒット曲尽くしのステージに疲れたはずの身体も自然と動いていた。
途中、ディスプレイを用いて自らの骨折を自虐ネタにするなど、
つくづく、この男は生粋のエンターテイナーだと思い知らされた。

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そもそもデイヴはレミーを大変リスペクトしており、
彼の存在が無ければモーターヘッドが苗場に来る事なんてあり得なかった。
この稀代のロック・エンターテイナーに、僕は心から感謝する。

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ラスト、"Best of you"まで全開でブッ飛ばしたFOO FIGHTERS。
最後までカッコよかったBad assたちに乾杯!


そして。

FFのステージ後、10年ぶりの再会が待っていた。
久々に会った彼女とハグ。旦那さんと握手を交わす。
学年も性別も違う彼女なのだが、高校時代の大切な友達。
飄々としながらも思慮深い彼女を、年下ながら尊敬していた。

そんな友達とフジロックで再会。
なんて出来すぎたストーリーだろう!
人生なんてモノは、これだから面白い!のだ。

彼女たちは旦那さんの友人たちと来場しており、
しかも彼らはレンタカーで山を降りるという。
何たる幸運か、それに乗せてもらえる事になった。

これには本当に助かった。
なぜならば、麓へ降りるシャトルバスはとんでもない行列で、
少なくとも深夜1時を越えるまで乗れそうになかったからだ。
(バスの最終便は1時まで)

行列を尻目に、僕らの乗った車は高原を下っていく。
彼女、そして旦那さんと思い出話や近況報告など、
少ない時間ながら楽しい時間を共有できた。
車中では、最初から最後まで笑っていた気がする。

麓まで送ってもらって、再会を約束してお別れ。
彼らに心から感謝した。


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福岡で出来た希有なコネクションからホテルを確保できた僕は、
シャワーを浴びてから、今日一日のできごとを脳内でリフレインしていた。

産まれて初めて参加したフジロックフェスティバル。
死にたいくらいに憧れたロックスターを目の前で観て、
大好きな友達に奇跡的に(しかも苗場で!)再会。
僕のロック人生で最高で最狂の1日。

口角が上がりっ放しな自分に気付いたのは、
歯を磨こうと鏡台の前に立ったときだった。

一遍の悔いも無い1日を噛み締めつつ、
深夜3時。僕は(文字通り夢見心地で)眠った。



続く
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by steeldog_79 | 2015-09-29 22:50 | ひとりごと。 | Comments(0)

Grateful Dead

先日、家内が僕にこんなことを言った。

「クルマの中で気軽に聴けるようなCD、ない?」

彼女は僕のようにHR/HMあたりを聴く人間ではないので、
僕はしばらく悩んだ末に、あるバンドのCDを手渡した。

そのバンドの名は「グレイトフル・デッド」。


***

このバンドとの出会いは…15年ほど前だったろうか。
某雑誌で「アメリカンバイカーたちが愛するバンド」として紹介されていて、
"Dead"なんてハードな言葉が入っているものだから、
きっと僕好みのハードコアなバンドだと思い、
レコード・ショップでその「デッド」の2枚を購入した。

家に帰るまでの道のり(もちろんバイク!)、
さぞかしテンションの上がるバンドだと夢想して走ったっけ。


が。

帰宅後、喜び勇んで挿入したCDプレイヤーから流れてきたのは、
とってもメロゥな…ユルさ全開のサイケデリック・サウンドだった。

妄想とのギャップに驚き、
正直に言えば、その瞬間は幻滅したことを記憶している。

しかし、せっかく買ったCDだし…
「アメリカのバイカーが好む」って聞いてたし…
そんな貧乏性な性格ゆえか、僕はしばらくこのバンドを聴いてみることにした。

…すると。

次第に僕はデッドの奏でるユルい音に、
何とも不思議な居心地の良さを感じるようになっていた。



特に"Truckin'"という曲のヴォーカルやコーラス、
ギターのフレーズに強く惹かれた。

確信もソースも一切無い、あくまで僕の妄想だけど、
きっとバイカーたちはこのバンドが奏でるメロゥな曲調に、
フリーウェイを悠々と走る自分の姿を重ねたのではないだろうか。

そう感じ始めてから、僕はデッドの音を愉しめるようになった。

今でも僕のメインBGMはHR/HMなのだけれど、
時折、デッドを聴きたくなって iPhoneでデッドの曲を流す。

***


家内にデッドのCDを貸して数日。

先日、彼女の車に乗る機会があった。
エンジンをかけると、スピーカーから"Truckin'"が流れた。

それだけで、僕はとても幸せな気持ちに包まれた。


いつしか憧れた、雑誌の中のアメリカン・バイカーたち。
Truckin'を聴くと、少しだけ彼らに近づけた気がするんだ。



マツモトカズオ
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by steeldog_79 | 2015-07-09 00:09 | ひとりごと。 | Comments(0)

「好き」がベストとは限らない時間。


以前、某V編集部の某編集部員と話したことがある。
「原稿を書くとき、一番集中できる音楽は何ですか?」
この質問に、彼は即答で「ノラ・ジョーンズやね」。

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の…ノラ・ジョーンズ?!

思わず耳を疑ったことを今でも覚えている。
この編集さんは根っからのパンクスで、
編集部に入る前からパンクロック漬けだった人。
それがノラ・ジョーンズなんて言うもんだから、
そりゃあビックリもするって話で。

だけど、今ならちょっと分かる。
モーターヘッド聴きながらじゃ、
原稿進まないんだもの。

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世界一好きなバンドなのに!

意外にも、死ぬほど大好きな曲ってのは、
集中したい時には案外不向きだったりする。

その人にもよるんだけど、僕や前述の彼は、
大好きな曲は「聴いちゃって集中できない」
そんな不思議な現象に苛まれてしまうこともある。

そういう時に、耳障りのいい曲が仕事を助けてくれる。
僕の場合は、旧いカントリーとか、
邦楽なら最近じゃFried Prideとか。
ノラ・ジョーンズにも納得かな。

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音楽っておもしろい。

アナタがここ一番集中して作業するとき、
BGMに選ぶのはどんな音楽ですか?

中には「無音!」って人もいるもんね。
僕はとても耐えられないけれど。
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by steeldog_79 | 2015-06-20 01:03 | ひとりごと。 | Comments(0)

家内と偉人のシンクロ・コメディ。

最近、某SNSにこんな投稿をした。

***

大変手前味噌ではありますが。

不器用な僕に対し、家内はとても手先が器用です。
時折、仕事で使う制作物なども作ってもらうなど、
僕の仕事においても彼女の存在は欠かせません。


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先日帰宅すると、家内は何かを作っていました。
カッターで消しゴムに彫っていたのは僕の屋号「steeldog」。
イベントなどで使うスタンプを自作していたのでした。

僕は家内に感謝の意を伝えるとともに、
スタンプというものは文字を反転させねばならぬことを、
そっと彼女に伝えるのでした。

そんなマツモト家の日常。
今日も我が家は平和です。


***

この記事を投稿したところ、
過去最高数のリアクション。

僕ら家族のストーリーをこんなにも楽しんでもらえたことは、
僕にとっても嬉しい誤算だった。


この話には、サイドストーリーがある。

実はこのちょっとした「事件」が起こったとき、
僕はひとりの偉人の、ある忘れられない逸話を思い出していた。


その偉人は少年時代、少々学業の成績が悪かったという。
当然のこと、学期末には通知表というペーパーが配られ、
それを親に見られようものなら大目玉間違いなしである。

しかし仮にそれを親に隠したとしても、
印鑑を押して次学期には先生に返却せねばならない。

そこで彼は考えた。
「印鑑を作って、それを自分で押してしまおう…!」


非常に手先が器用だった彼は、芋を彫って印鑑を作成。
それを成績表に押し、まんまと親の叱咤を回避したのである。

それを聞きつけた同級生から、彼に大量の注文が入った。
気のいい彼は、そのオーダーをもそつなくこなし、
同じく成績が悪く通知表を親に見せたくない同級生から喝采を浴びた。


しかし。

何故だか、すぐさま彼は先生に呼び出され、大目玉を食らうことになる。
印鑑の偽造はあっという間に発覚してしまったのである。

これには、彼の「姓」に問題があったのだ。

彼の姓は「本田」であり、その文字は左右対称である。
故に、文字をそのまま彫っても印鑑には何ら影響はない。

しかし、他の同級生はそうはいかない。
反転させて彫らないと、押した印鑑は逆さ文字になってしまうのだ。

自らの姓が対称であることから「反転」という発想に至らず、
結果、同級生たちは逆さ文字印鑑の通知表を提出、偽造が発覚。
本田少年共々、親どころか先生にまで怒られる羽目になった。


もうお分かりだろう。
この非常にコミカルな話の主人公、本田少年こそ、
世界の"HONDA"を一代で築き上げた「本田宗一郎」その人である。

そして僕の家内の旧姓も「本田」。
彼女も自分の姓が左右対称ゆえに印鑑の反転作業に気付かず、
今回の「事件」で僕と友人たちを大いに楽しませてくれたのであった。


世界に名を轟かせた稀代の技術者と、
僕の家内とを同列に並べることは少々気の引けることなのだが、
「ふたりの手先の器用な本田」が起こしたこのコメディーは、
その時代背景をも超えたシンクロが実に痛快に思えて、
僕は敬意とか思慕とか…複数の不思議な感情を同時に抱えて笑った。



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この本田少年のストーリーは、
本田氏の盟友であり、ソニーの創始者であった井深大氏の著書、
我が友 本田宗一郎」に詳しく記されている。

僕も高校生の時に読んで未だに所有している、
非常に興味深い一冊である。ぜひご一読頂きたい。



<Photo:マツモトカズオ>
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by steeldog_79 | 2015-05-08 21:37 | ひとりごと。 | Comments(0)

無理な注文なんだけど。

最近。

訃報を耳にすることが多くなった。
好きだったシンガーだったり、役者さんだったり。

そういった訃報のみならず、
関係性の近い人の報せには…やりきれぬ想いがよぎる。


人間だもの。
生き物だもの。

「そのとき」が訪れるのは必然。

だけどできる事ならば、
それは自分勝手で無理な注文なんだけど、
そんな哀しいことを聞かずに日々を過ごしたいのが本音。


だからもうひとつだけ、無理な注文。

「みんな、死ぬな」

頼むから死なないで。
俺もできるだけ死なないように生きてくから、
僕の周りの愛しき人たちよ、死なないでほしい。


最近観た映画の中のワンシーン。
あるキャラクターが言ったセリフが妙に心に刺さった。
「もう葬式はイヤだぜ。」


見送るのも見送られるのも、
もう当分先延ばししようよ。


生きていよう。
できるだけ長く。ね。



R.I.P...
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by steeldog_79 | 2015-04-23 02:38 | ひとりごと。 | Comments(0)

日本酒 Japanese "SAKE"

料理撮影を生業のひとつとしてから、
日本酒を撮る機会が増えた。

日本酒。
正直なところ、あまり素敵な記憶がない。

どうにも味が苦手なモノがあったり、
逆に美味い美味いと呑んでいて泥酔してしまい、
人様に迷惑をかけた事も多々あるのだ。

ワインと並んで、僕の中では「怖い酒」だった。


そんな僕が不思議な縁で口にしたのが、
山形の日本酒「出羽桜・桜花」だった。

お気に入りの居酒屋でメニューを見ていて、
母の実家である山形が産地であることと、
呑みやすさをプッシュしていたことが気になって、
10年ぶりくらいに口にした日本酒だった。

これが、恐ろしく美味だったのだ。

単純なもので、そこから日本酒が好きになった。
毎日口にする訳では決してないが、時折、
日本酒を飲みたくなるようになったというか…。

ともかく、僕の日本酒に対する苦手意識、
それを振り払ってくれたのが出羽桜なのだ。


f0214531_0214330.jpg

今日も日本酒を撮った。

好物になると、不思議と写真にもそれが現れる。
昔よりも日本酒の写真が得意になった気がしている。


…まぁ気のせいかもしれないけれど。


また素敵な日本酒に出会えること。
それを心から楽しみにしている。




Photo:マツモトカズオ
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by steeldog_79 | 2015-04-10 00:34 | ひとりごと。 | Comments(0)

写真を撮る者として嬉しいこと


雑誌やwebマガジンなどを主戦場としているカメラマンにとって、
雑誌の表紙はもちろん見開きや、web-magのトップ画像や、
とにかく"自分の写真が大きく扱われる事"というのは、
やはり何度経験してもとても嬉しいことで、
その誌面を何度も見直してはニヤついてしまうものだ。

今リリースされているV誌別冊にも写真を見開きで使ってもらった。
先月号の本誌では準特集で撮ったバイク乗りが載っているし、
間もなく発売の次号にも数ページ、僕の撮った写真が載る。

初めて自分の写真&レポートが全国誌に掲載されたのは、
2000年の5月に発売されたV誌だった事を覚えている。
届いた雑誌を眺めてひとりテンションを上げていたっけ。

あの頃と同じテンション…と、までは言わないものの、
暖色系の喜びがこみ上げてくることは未だ変わりない。

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webマガジン「ストリート・ライド」
縁あって、最近仕事させてもらっている媒体だ。
このトップ画像に先日、僕が撮ったバイク乗りの写真がアップされた。

彼女の記事は近々公開予定。
写真の通りクールなチョッパー乗りだ。

ご期待あれ…!



マツモトカズオ
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by steeldog_79 | 2015-03-31 09:18 | ひとりごと。 | Comments(0)


しゃしんとばいくと。


by steeldog_79

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