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ニューヨーク、再び。  ☆★ エピローグ ★☆

続き


帰国してすぐ、翌日からハードな撮影仕事に追われた。
そのためか、ボーッと思い出に浸る時間はなかったのだが
ふとした瞬間に「俺、先週はアメリカにいたんだよなぁ…」
と、嵐のように過ぎた5日間を想った。

初日。
福岡・成田・日付変更線を越えてダラスからNYCラガーディア空港へ。
ラガーディアからタクシーでケイノさんの店へ行って、
ジュンさんやマツさんと出会って…その後あのホステルに衝撃を受けて。

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二日目。
マンハッタンに移動して、タイムズスクエアからB&H。
機材の買い付けを済ませてセントラルパークで取材。
それからSSSでFumiと再会、Black Bear Barへ。

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三日目。
ブルックリン・インヴィテーショナル当日。
アメリカのショウを目の当たりにして興奮した。
ここにまた戻ってくることを誓った日。

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四日目。
ブルックリンブリッジを渡ってWTCへ。
ホステルを後にして白タクで快適なホテルへ。
それから"AKICHI"行ってタンデムで走ってタイ料理。

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五日目。
帰国、と。


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日付変更線の関係で4泊6日になるのかな。今回は。
前回の初渡米もディープだったけど、
今回もなかなかのボリュームだった。

なにより、取材をたくさんできたことは喜ばしいこと。
セントラルパークでのドッグフォト、
ブルックリン・インヴィテーショナル、
そしてAKICHI。

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その中で、インヴィテーショナルは記事になった。
僕の初めてのアメリカ・ショウレポート。
リリースされた号は、何度もニヤニヤ眺めてしまう。

残りの二つも必ず、何かしらの紙面に載せるべく動いているところだ。

そうそう。B&Hで買った品々は、
一週間ほどしてアメリカから届いた。
なぜか4便に分けてバラバラに。

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追跡機能もあってないようなモノだった。わはは。
ともかく、これで僕の仕事は格段にこなしやすくなった。
わざわざ現地に買い付けに行ったことは間違いじゃなかった。


とても有意義な時間だった。

いつかアメリカで仕事をしたい僕にとって、
観光は二の次で、何か仕事につながることをしたかった旅。
それは十分とは言えないけれど、果たせたように思う。
次回はもっと。がっつり仕事したい。

そう、次回。

間違いなく言えることは、9月にはまたNYCへ行くということ。
ブルックリン・インヴィテーショナルをまた取材したい。

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できるならば、NYCのバイク乗りやショップも取材したい。

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911メモリアルも、ちゃんと目に焼き付けたいしね。

ついでに、というわけじゃないけど、
この一月に帰国してしまった海兵隊の友達にも会いに行きたい。
奴はカリフォルニアにいるから、ずいぶんと移動が必要だけど。


すでに気持ちは次回へ向いている。
遅くとも9月。僕はまた渡米する。
今度はもっと、爪痕を残すんだ。

それまでにレヴェルアップしないとね。
カメラの腕も、英語力も。


さて。

また10回越えになってしまった僕の渡米記。
果たして読んでくれてる人がいるのか不安なところなのだが、
もし僕の旅に興味を持って読んでくれていたり、
自分の渡米の参考してもらえるならとても嬉しく思う。

そんな人がいることを夢想しつつ、
そんなあなたにひとこと。

僕の駄文におつきあい、
ありがとうございました。

また次回の渡米の際には、
ここにご報告させてもらおうと思います。


それでは!

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「ニューヨーク、再び」
THE END
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by steeldog_79 | 2016-02-08 19:17 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #12 Good-bye USA!! ★☆

続き


ラガーディア・プラザホテルでアッパーな睡眠を得た僕は、
出発予定時刻よりも早く目覚めてホテルの売店へ。
ここでちょこっとお菓子なんかをお買い物。
アメリカのお菓子は甥っ子たちに評判がいいのだ。

目的はもう一つあって、それは「小銭の消費」。
日本に帰国しても紙幣は日本円に両替できるが、
コインは換金できないので余ってしまうとロスなのだ。

売店のお姉さんにその旨を伝えて小銭で買い物していいかと尋ねる。
このオーダーにはあからさまに嫌な顔をする店員もいるのだが、
彼女は快諾してくれた上、一緒に小銭を数えてくれた。
彼女はじめ、このホテルの店員は総じていい応対だったなぁ。

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買い物を済ませたら荷物をまとめて出発だ。
あと二日分余ったメトロカードとチップを置き土産に。

この「ベッド脇にチップ」という習慣だが、
「当然の礼儀」と説く人もいれば、
「今時そんなことするのは日本人だけ!」という人もいる。
どっちなんだろう。まぁ僕は謝意を込めて置いてく派なんだけど。

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ロビーに降りてしばらくすると、空港行きのシャトルバスがやってきた。
これに乗ってラガーディア空港へ。

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空港ではラゲッジタグをセルフで出力。
日本語対応だったので助かった。

荷を預け、空港内を歩く。

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これでNYCともお別れか。
少し感傷に浸る。

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腹が減ったので買ってみたサンドウィッチは…不味い。
むむむ…。アメリカ最後のフードがこれか…。
まぁいいや。それも思い出。

売店ではアメリカの雑誌なんかも買ってみた。
MADやPLAYBOYなんかが写真がかっこ良くて。
日本での作品作りのインスピレーションになったらいいな。

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前回に引き続き、今回も旅の相棒となったLoweproのバックパック。
カメラ2台とレンズ3本、PCも入る頼もしい相棒。
バックパックは両手がフリーになるので旅では重宝する。
撮影機材が入っているのでコイツは機内持ち込みだ。

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そしてコイツとももうすぐお別れ。
グローバルWi-fiのルーター。本当に大活躍だったなぁ。
成田での一件も含め、次回もここのルーターで決まりだな。

そして搭乗時刻がやってきた。

ラガーディア発・シカゴオヘア空港行き、
AA328便。10時半発。

ラガーディアでは離陸のラッシュアワーに捕まり、
実際には離陸が30分遅れになった。
機長がアナウンスで遅延について説明してくれたのだが
「離陸が遅れているけど、ぶっ飛ばすから大丈夫」的なことを言っている。

オヘアでのトランジットはあまり時間がなく、僕は少しナーバスになっていた。

ともあれ、無事にオヘアに向けてAA328は離陸した。

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眼下にはブルックリン、クイーンズ、そして…マンハッタンのビル群。

あぁ、あっという間の5日間。そして濃密な5日間。
ありがとうNYC、そして出会ったたくさんの人々。
絶対にまたここに戻ってくるから。

フライトは概ね快適。
しばらくして海らしき風景が見える。

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五大湖だ。これで湖。どう見ても水平線が見えるくらい広い。
これが見えるということは、もう間もなくシカゴ。

ここで僕は猛烈に焦り始めていた。
飛行機は遅れた。そもそも1時間ほどしかなかったトランジット時間。
それはさらに削られ、このままだと僕は乗り換えに間に合わない…!

隣には50代くらいの紳士と、70代くらいの上品なおばあさん。
僕は彼らに「東京行きに乗り遅れそうだ…」と話したところ、
おばあさんは着陸直後に僕を通路へ先に押し出してくれ、
「さぁ、行きなさい!」と背中を押してくれた。

僕は全力疾走でターミナルへ。
オヘアは広い。乗り換えの乗り場まで走っても5分はかかる。

走りながらAAのアテンダントに「東京の便に間に合わん!」
そう言った時、彼女は何かを僕に叫んだのだが全く聞こえない。
それほどに焦ってターミナルを汗だくで走る日本人。

ようやくたどり着いた乗り場。時間は離陸時間ジャスト!
ほぼ諦めていたのだが、飛行機は目の前にあった。
「よかった!間に合った…!」息を切らしながら安堵した。

が。
何かがおかしい。
間に合ったどころか、そもそも搭乗手続きが始まっていない。

???

僕はチケットの時間と、腕時計の時間と、空港の時計の時間と、
それを交互に何度もチェックして…ようやく気がついた。

…時差だ。

そう。NYとシカゴの間には1時間の時差があるのだ。
ゆえに、僕が乗る便はまだ一時間も先の離陸。
余裕の到着だったというわけだ。

あぁ。AAのアテンダントはさっき、これを僕に伝えようと…。
僕は先述のおばあちゃんはじめ、いろんな人に申し訳ない気持ちになった。
まだまだアメリカ旅行、海外旅行ビギナーだな、僕は…。

結局、余裕を持って搭乗できたオヘアー成田便。
定刻通りに離陸し、日本へ向かう。

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マッドマックスを観ながら、
機内食とビールを楽しみながら。
僕は去りゆくアメリカを感じていた。

去年デルタに乗った時は、帰国便の機内食の味に辟易したのだが、
今回のAAでは普通に美味い機内食が出た。
これも会社の違いなのかな。

数時間で陸地は見えなくなり、
広い広い太平洋へ。
青と青の狭間を、飛行機は飛んで行った。


フライト時間13時間。

9月22日の夕刻。
僕は成田に到着した。

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帰ってきちゃったなぁ。
日本語の看板がそれを強く実感させた。

税関を抜け、そこからは再び乗り換えで福岡へ。

21時。僕は福岡空港へ降り立った。

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ロビーでは家内が待っていてくれた。

僕の旅は、こうして終わったのだった。



続く。
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by steeldog_79 | 2016-02-06 16:29 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #11 AKICHI ★☆

続き


ラガーディアプラザホテルを発ち、
バスでSt.CORONA PLAZA駅へ。

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ここから乗り換えを3回ほど経て、
アメリカ滞在最後の目的地へ向かう。
これが最後の地下鉄移動だ。

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滞在の移動中、たまに考えていたこと。
僕はGoogle Mapでルートを調べながら快適に移動していたけれど、
そんなモノがない時代の人って大変だったろうなぁ…と。
地図開いたり、人に聞いたり、今よりも全然アドベンチャーだ。

ホテルを出て一時間ほど経った頃か、
僕はここにたどり着いた。

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"AKICHI"
「空き地」という看板を掲げたこの場所は、
Fumiをはじめとする日本人7名で運営するフリーマーケットだ。

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今のところ週末のみの営業なのだが、
古着やアクセサリー、雑貨やバイクパーツに至るまで
楽しすぎる品揃えに目移りしてしまう。

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Fumiは仕事柄、パーツや雑貨。
婚約者のAsamiはアクセサリー。
ふたりでひとつのトレーラーを切り盛りする。

他のメンバーもエアストリームなどを活用し、
それぞれの嗜好を活かしたモノを売っている。

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特筆すべきは、全員がバイク乗り、しかも旧車乗りだということ。
さらに、全員がTriumph、BSA、XSなどのヴァーチカル・ツイン乗り。
なかなかの好きモノが集っている。

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日本での出身地もバラバラで、
各々がNYCで仕事を抱えていて(&学生一名)
世界都市と呼ばれるこの場所で生活している"濃い"7人のバイカーズ。

熱い。かっこいいなぁ。

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夜になるとAKICHIはさらに雰囲気を増し、
日本人DJが鳴らすBGMと相まって、より魅力ある場所に変わる。

さてこの"AKICHI"についてだが、
いつか何かしらの紙媒体に載せたいという僕の夢があるので、
メンバーの詳細や取扱品などはあえてここまで記すに留めておきたい。

いつか紙面になった暁には、ここにご報告させてもらいたい。


さて。
AKICHIの営業時間も終わり、
「せっかくだからメシ食いに行こうよ!」と嬉しいお誘い。
僕はFumiからメットを借りて、XSのタンデムシートにお邪魔した。

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まさか、NYCでバイクに乗れるとは思わなかった。
タンデムシートとはいえ、最高の時間だ…!

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5台のバイクはブルックリンを激走し、
混雑するハイウェイへ。
車の間を爽快に走り抜ける。

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この街に住むバイカーゆえだろうか。
都会を走り抜く運転技術は総じて高いように感じられた。

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そして一行はクイーンズのタイ料理屋へ。
僕は7人のことを聞きまくった。質問攻めだ。
面白い話は次々に出てきて、ノートを走る僕のペンが止まらない。

あっという間に深夜になり、全員と握手して解散。
絶対に、また取材に行こうと思った。
きっかけを作ってくれたFumiに心から感謝!


さて。NYCでの僕のミッションは全て完了。

ラガーディアのホテルへ戻る。
途中、恐ろしくタクシーが捕まらなくて不安になったり、
財布を失くして帰れないと半べその中国人に$5あげたりと
まぁいろいろあったけれど、無事にホテルへ戻ることができた。

そして…

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あぁ、なんて素晴らしい部屋だろう。

あのゴミ溜めみたいなホステルとは雲泥の差!
何より、ひとりで快適に過ごせるという贅沢!!
整ったベッド。臭くないベッド。あぁなんて素敵な空間だろう!

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トイレもシャワーも快適なこの部屋で、
僕はひとり、この旅の打ち上げをした。

乾杯!

いよいよ明日は帰国の途。
快適な部屋の快適なベッドで、僕は今回の旅で初めて、
心から安らぎを抱えて眠ったのだった。


続く
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by steeldog_79 | 2016-02-04 17:49 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #10 Say good-bye to waste hostel!★☆

続き


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911メモリアルを後にした僕は、
次なる目的地に向けて歩く。

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地下鉄へ向かう途中で見かけたNYPDのパトカー。
ボディサイドには"RECRUIT"の文字。
パトカーに求人を載せているなんて面白いね。
NYPDは人手不足だってニュースで聞いてはいたけど。

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こちらはNYナンバーのバイクなんだけど、
プレートカバーに誇らしげに"SEMPER FI"と"USMC"の文字。
もと海兵隊、あるいは現役の海兵隊員のバイクなのかな。
こういうアピールもアメリカ人らしいなぁ。
それにしても、この小さなナンバープレートは羨ましい。
日本もこのサイズになるといいんだけどなぁ。

しばし歩いて、Chambers St.の駅に到着。
Googleさんによれば、ここからマンハッタンを北上できるはず。
しかし、なかなか電車がこない。全然こない。
というより、ホームにほとんど人がいない…?

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ふと壁に貼られたポスターを読んでみると、
「9月18-21日の週末は運休」なんて書いてあった。
わははは。とんだ時間の無駄遣いをしてしまった。
日本なら、改札通るときに駅員さんが教えてくれるんだろうけどね。

気を取り直して他の駅まで行き、そこから目的地へ。
(…と、さらっと書いているが、実はけっこう道に迷ったのだけど)

到着したのはカメラショップのAdorama NYC。
インヴィテーショナルの開催中、動画を撮っているカメラマンがいて、
彼の使っている機材がとても良さげだったので「どこで買ったの?」と尋ねると、
「アドラマってショップだよ。俺的には、NYCでベストの店だね!」

そのときにアドラマの住所を聞いて、その商品を買いに来たというわけだ。
ここもB&Hと同じくジューリッシュたちが働いている。
僕が欲しかったSliderというアイテムは残念ながら在庫なし。
「明日だったら揃うよ」と言われたのだが、明日朝の便で帰国だから断念。

ここアドラマは機材のレンタル屋としても有名。
いつかNYCで撮影の際には借りてみたいなぁ。

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メインの目的は果たせなかったが、
帰る前にマンハッタンを訪れることができて良かった。
日本のある友人が「NYCは歩いてるだけで楽しい」と言っていたが、
まさに言い得て妙。いくらでも歩いていられる街だ。

前回も今回もSOHOのあたりとかアップタウンとか、
そのあたりを見て回ることができなかったので、
次回はその辺りも行ってみたい。もちろん、911メモリアルも。

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駅に向かっていると、赤い頑強な扉の建物が目に入った。
ENGINE14。日本語で言うなら「NY消防局第14分団」ってとこかな。

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スターズ&ストライプスがなんとも誇らしげにはためいていた。

マンハッタンに後ろ髪を引かれつつ、ブルックリンへ戻る。

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途中、餞別をくれた人にお土産のチョコレートを買いに。
ここで$7で買ったチョコ、のちに実は日本でも買えたことが判明。
ただ、日本では¥1,800!板チョコ一枚で。とんだ高級品だ。

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そして、ホステルの最寄駅に到着。
ここでも工場の角にスターズ&ストライプス。
なんだか日本人の一部が日の丸を掲げている感覚と違うんだよなぁ。
もっとナチュラルで、当たり前で、そして誇らしげで。
愛してるんだなぁ、この国を。そんなことを思ってしまう。

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途中の道で、野良猫を発見。
NYCでは、日本ほど野良がいない。
代わりに野良リスが多い。

ちなみにリスの発音はやたら難しい。

"Squirrel"
スクゥワァラル? スクゥイレル?
日本人にはこの発音が難しいらしい。
というか、アメリカ人でも難しいんだとか。
あんなにたくさんいるのにね。

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ホステルの近所のデリでランチを買う。
思えば、毎朝ここのサンドウィッチを買ってたなぁ。
スペイン語が飛び交ってて英語もナマってて会話に苦労したけど、
メシの美味い店が近所にあったのは救いだったなぁ。

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ホステルに戻り、サンドウィッチとトマト味のビールを味わう。
このトマトビールが不味い上に量が多くて難儀。苦笑い。

この時間が、僕にとって最後のホステル滞在の思い出となった。
あまりの環境の劣悪さにほとほと辟易していた僕は、
ラストの夜だけはちゃんとしたホテルに泊まろうと、
セントラルパークで同業の女性に聞いたwebアプリ、
"Hotel Tonight"を使って空港近くのホテルを格安で抑えたのだ。

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さらばボロホステル。
さらばボロ2段ベッド。
さらば臭いマットレス。
さらば汚いバスルーム。

ボロとはいえ、さすがに3日間も過ごすと寂しく…
なんて感情は一切沸くことなく、僕は晴れ晴れとした気分で
ホステルから荷物を引き上げたのだった。

さて、タクシーを拾うか…と大荷物を抱えて通りを歩いていると、
近くのとある店の店員がこちらに向かって走ってくる。
「ねぇ、もしかしてタクシー探してる?」
「うん。ラガーディアまで行くんだよ」
「じゃあさ、俺の車に乗って行きなよ!安くするよ!」
「…マジで?!」

まぁ、怪しいといえば怪しいのだが。
その店の場所も把握してるし顔は覚えたから、
何かあればNYPDに駆け込めばいいし、
なにより、金額が安いということは非常に助かる。

「オッケイ!じゃあ頼むよ」
交渉成立。バゲッジを車に詰め込んだ。

僕がリアシートに乗ろうとすると、「前に乗ってくれるかい?」と彼。
かくして、僕は彼と二人並んでラガーディアを目指した。

途中、STAPLESの看板を見かけて僕が、
「あのさぁ、STAPLESって何のお店なの?」と質問すると、
彼は「えーとね。ステープル(日本でいうホッチキス)だからね、
あー…なんて言うんだろう。アレだよ、オフィスとかで使うペンとか…」
僕が「STATIONARY(文房具)ってこと?」と聞くと、
「そう!それ!文房具屋さんだね、STAPLESは」と彼。

ところどころ英語が拙い彼は、聞けばNYに来て4年のドミニカ人。
あのホステルから出てくる旅行客相手に、このTaxiを副業としてやってるそうだ。
ホステル近辺はあまりタクシーが通らず、この副業が成り立つのだろう。

その後も「親戚が日本車を扱ってて、たまに日本にも行ってるよ」とか
「バンドやっててね。ピアノの腕はなかなかのもんなんだぜ」とか
いろんな話で盛り上がった。

ここで、聞きたかったことを質問してみる。
「あのさぁ、これって、NYPDのパトカーに停められたら…違法よね?」
「そうそう。だから後ろじゃなくて前に乗ってくれって言ったのさ」
「なるほどね!わははは!!」ふたりで何故か大笑い。

そうしているうちに、無事ラガーディア・プラザホテルに到着。
タクシーよりも$10も安く済んだ。感謝!
笑顔の素敵な彼と、握手して別れた。

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ちょっと名残惜しさを感じるくらい、いい時間だった。
正直、この旅で乗ったどのタクシーよりも快適で、紳士的で、
彼はアメリカで出会った中で一番のドライヴァーだった。


さて!やっと人間らしい寝床で寝られる!

最後の快適な夜を楽しみにしつつフロントに荷物を預け、
僕はどうしても行きたかった最後の場所へ向かった。


続く
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by steeldog_79 | 2016-02-02 13:44 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #09 Brooklyn bridge & WTC★☆

続き


インヴィテーショナルの翌日。
僕は早起きしてホステルを出た。
明日は帰国の途。今日がNYCを歩く最後のチャンス。
せっかくなのでブルックリン・ブリッヂに行ってみたくなったのだ。

ホステルを出て、メトロの駅まで歩く。

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NYCでは(ここだけじゃないけれど)家の前に路駐が当たり前。
しかもかなりタイトな縦列駐車をしているものだからだろうか、
バンパーにラバー製のオムツのようなガードをつけている車が多い。

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そりゃあこれだけ窮屈に停めていれば、
時には当たってしまうこともあるんだろう。
それを気にする人間はオムツ着用なのだろう。

「車を出したくても前後が詰まってて出せない時はどうするの?」
そんな疑問をNYC在住の人間に聞いてみたところ、
「車の持ち主に頼んで移動してもらう」とのこと。
なるほど。近隣とのコミュニケーションは不可欠だなぁ。

しばらく歩き、メトロのRalph Av.駅に到着。
ここからマンハッタン方面へ向かう。

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カメラでいろいろ撮っていたら、黒人の青年に話しかけられた。
「やぁ、いいカメラ持ってるね。俺もニコンの一眼レフを持ってるんだ」
(ちなみにアメリカ人に「ニコン」と言っても通じない。「ナイコン」と発音する)

しばらくカメラ談義が進む中、僕がフォトグラファーだと伝えると、
「背景をボカすにはどうしたらいいんだ?」と質問された。
んんん〜…。日本語なら簡単に説明するんだが、ここは英語で答えねばならない。
ズームを使う方法とか、絞りを開く方法とか…なんとか伝える努力。

どうにか通じたらしく、彼は笑顔で「Thanks!」と言ってくれた。
いやぁ、いい時間だった。なんだか嬉しいコミュニケーションだった。
同時に「もっと英語を学ばないといかんなぁ」と反省もしたんだけど。


さて、間もなくして電車が来て、目的地へ向けて発車した。
日曜の朝のメトロは意外なほど空いていて、快適に目的地へ。
降りたのはYork駅。ブルックリン・ブリッヂの最寄駅だ。

ここから僕は思いっきり道に迷う。
通るはずの道が工事中で、かなり迂回を強いられたのだ。
それでもどうにかブルックリン・ブリッヂのスタート地点にたどり着いた。

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この橋は歩道と車道が別体になっていて、
木製の歩道は歩いて渡ることができる。
せっかくなのでマンハッタンまでこの橋を歩いて渡りたかったのだ。

早朝の橋には観光客や地元のジョガーたちがちらほら。
写真で何度も見た橋を今まさに渡っている感慨に浸りつつ、
巨大な橋脚のふもとにたどり着いた。

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…美しい。

素直にそう思った。
このシンメトリー感。
圧倒的な存在感。

歩いて渡ってみてよかった。

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今日は何かの記念日だったのだろうか、
車道をFDNYの消防車とハーレーがホーンを鳴らして走り抜けた。

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橋のワイヤーには南京錠がたくさん架かっていた。
ははは。日本の観光地でも見かける光景だね。
カップルがここで永遠を誓い合ったんだろうな。

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ふたつ目の橋脚が見えるころ、
眼前に美しい、真新しいタワーが見えてきた。
あぁ、あれがワールド・トレード・センターか。
直感的にそう思った。

14年前、僕はバイク事故に遭って四国で入院していて、
その病室のテレビであの事件を目撃した。
その瞬間が脳内でフラッシュバックした。

間もなくしてブルックリン・ブリッヂは終点を迎え、
僕は再びマンハッタンへ降り立った。
WTCが視界の中に近づいてくる。

ふと足元を見たとき、こんな落書きが目に入った。

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"REBUILD OUR EMPIRE"
アメリカ人の、ニューヨーカーの心情というか、
心の髄の部分の強さを感じたような気がした。

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WTCのそばに、ウィンドウにハーレーが飾られた店があった。
"9/11 MEMORIAL PREVIEW SITE"
911関連のミュージアム&ショップだ。

バイクは、ハーレーが大好きだったJamesという犠牲者のバイクだという。
ツインタワーが描かれた鮮やかなそのバイクは、
しかしどこか物悲しくその場に鎮座していた。

ショップには様々なメモリアルグッズが販売されていた。
もう14年も前の悲劇。しかしそれを決して忘れないという、
この国の国民の意思を至るところから感じさせられた。

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"NEVER FORGET"

真新しいWTCビルの前には、
スターズ&ストライプカラーの横断幕が掲げられていた。


決して晴れやかとは言えない気持ちを抱えてはいたが、
この場所に来ることができて良かったと思う。
次にNYCを訪れるときは時間をかけて、
911関連の場所をしっかり記録してみたい。



続く
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by steeldog_79 | 2016-02-01 20:48 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #08 The Brooklyn Invitational ★☆

9月19日。

いよいよBrooklyn Invitational 当日がやってきた。
相変わらず劣悪なホステルを早々に出発し、
近くのデリでハムサンドを買う。

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今回のワーストメモリーだと先述したホステルだが、
ひとつ素敵なポイントを挙げるとしたら、
ここのデリのサンドウィッチは結構美味かった。

僕は毎朝ここでサンドウィッチをオーダーしていた。
客も店員も南米系でスペイン語が飛び交うため、
僕以外のみんなが話す言葉はさっぱりわからなかったけど。

全然時間通りに来ないバス。
15分くらい待ってやっと来たバスに乗って会場へ向かう。
Google Mapのおかげで乗り換えもスムーズにこなし、
目的の場所へたどり着く。

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ROOT studio BROOKLYN。
かつて、ケイノさんの師・INDIAN LARRYのショップがあった場所だ。

写真スタジオなのだが、そのサイズはなかなかのモノ。
白ホリゾントのスタジオが4面もあり、機材も凄まじい品揃え。

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スタジオライティングからアイデアを得た照明器具など、
なんともクールなスタジオ。いちカメラマンとして、しばし圧倒される。

いつかこのスタジオで撮影してみたいものである。

このスタジオの中で開催されるInvitational。
ケイノさんは慌ただしく会場の準備をしていた。
それをちょっとだけ手伝ったのち、時刻は午前9時。
メディアの為に設けられた取材時間になった。

アメリカや各国のメディアとともに撮影を開始する。
正直、テンションが上がる。海外で、他誌のカメラマンと仕事。
こういう仕事のスタイルを夢見てたからなぁ…。感慨深い。

展示されたバイク27台もすごいラインナップ。

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全米の、そしてドイツや英国や日本の…
高名なビルダー達のマシン達が白ホリのスタジオに整然と並んでいる。

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入っていきなりライアン・グロスマンのナックル"The Graped Ape"。

伝説のビルダー&ペインターDean Lanzaの名作「Quick Silver」を復活させた、
Vintage Dreamのライアン。この Graped Apeも Dean Lanzaの作品。
なんだろう。この手のサヴァイヴァーには妖気のような雰囲気がある。

そんな妖車の向かいに現行アグスタのレーサーが並んでたりする。
これがこのBrooklyn Invitationalの醍醐味。
歴史的背景とかバイクのジャンルなんかを全て超越した、
クールなモーターサイクルが整然と並んでいる。

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足元にはJUNさんが手がけた無垢のネームプレートが鎮座するのみ。

マシンの周りには一切の修飾が排され、
純粋にバイクのみを"鑑賞"する。
この日限りのモーターサイクル・ミュージアム…!

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こちらはEhinger KraftradのUwe Ehingerが手がけた"Speedster"。
まさか、実車を眼前で見られるとは思わなかった。
造形の細やかさやデザイン、ギミックの独創性は、
なんとなく「あぁ、ライカを生んだ国の作品だなぁ」と思えた。

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その隣には日本人の作ったモーターサイクル。
Brat Styleの Go Takamine氏の"Chout"。
27年スカウトのフレームに、40年代チーフのモーター。
これもUweのバイクと同じく今年のBORN FREEに出展されたバイク。
ネットや各誌で目にしていたが、それが目の前にあるという興奮!
ご本人にも会うことができたのだが、実に快活なナイスガイだった。

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さらにはChabott EngineeringのShinya Kimura氏のCB。
これもメタルワークが凄まじい!なんというか、絶妙な「ハンドメイド感」というか、
ちょっとした曲線だったり歪み(無論、人為的に作られたモノ)なんかが、
木村氏がこのマシンを製作しているシーンを夢想させてくれる。
ご本人は残念ながら来場できなかったらしいのだが、
いつか取材&撮影させてもらいたい日本人の一人だ。

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繰り返しになるが、そんな旧車ベースのカスタムマシンのすぐ隣に、
こんなハイパフォーマンス・マシンが並んでいたりするのが楽しい!
これはRoland Sands DesignがVICTORYと共に、
かのPikes Peak Hillclimbに挑んだというマシン。

ところで、日本ではちょっとしたカスタムに"RSD"のパーツを見受けるが、
果たしてRSDのパーツを装着したマシンに乗っている日本人の何割が、
ローランド・サンズという人を、ブランドをちゃんと認識しているのだろうか。
何かを纏う時は、そのバックグラウンドも知っておくべきだ。
そうすると、もっとRSDに敬意を覚え、愛するようになる。…そんな気がする。

さて、ここで僕が最も会いたかった、再会したかったマシンを紹介したい。

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ケイノさんが昨年製作した"Rhapsody in Blue"だ。
YAMAHAヨーロッパのYard Build Projectに於いて、
Keino CyclesにXJR1300のカスタムオーダーが入ったのは昨年の話。
僕が昨年お邪魔した日、その日こそ、このバイクが完成した日だった。

YAMAHAとの契約上、その時は撮影することができなかったのだが、
今年のInvitationalのタイミングでヨーロッパツアーから凱旋。
ついに日本のメディアとして"Rhapsody in Blue"を撮影できた。
ブルーをベースとした、YAMAHA伝統のストロボカラーが美しく、
フォークのギミックやメタルワークにケイノさんの技術とセンスを垣間見る。
この一枚を撮影した時、偶然に天窓から陽光が差し込み、
スポットライトのようにブルーの車体を輝かせた。
「カッコいいわぁ…!」素直にそう思った。

このバイク、このあと売り出されるらしい。
欲しいなぁ…。似合わないけど。
これに乗れる人間は幸福だよ。本当に。


さて。

展示会場のオープンは13時。
同じブロックで現・Indian Larryのブロックパーティが開催されており、
この界隈はなかなかにヘヴィなバイク渋滞が発生していた。

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ROOT Studioの前にも開場を待つ連中が列を成していた。

そして開場。
27台のマシンを観るべく、フリークたちが展示会場になだれ込む。

展示エリアの対極にあるスタジオには物販スペースがあり、
そこでTATTOOだったりショップブースが並んでいる。

その一角で、スタジオでの開催らしく
フォトセッションが行われていた。

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フォトグラファーのJames Stoneのフォトセッション
来場者を黒と白の背景で撮影している。
これは例年の恒例イベントらしく、撮られたい連中が列を作っていた。
僕はJamesに許可をもらって撮影シーンを見せてもらった。
今までに日本で見た撮影シーンとは全く違う撮影。
ライティング云々はもちろんだが、色々と勉強させてもらった。

会場の外もなかなかに興味深かった。
前日のBlack Bear BarでもたくさんのChopperを見かけたが、
今日はその何倍ものバイクがこの界隈にあふれていた。

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バイクが並ぶストリートの視界の先には、マンハッタンの高層ビル群。
このコントラストがたまらない。NYCのショーだということを再認識させてくれた。

ここで子供とタンデムしたFLTRを撮ったのだが、
それから一時間後くらいに会場内で彼らに話しかけられた。
「なぁ、さっき俺たちのこと撮ってたよな?」

僕は一瞬、撮影したことを怒られるのかと思ったのだが…。
彼は名刺を僕に手渡し「あの写真、くれないか?ぜひ欲しいんだ!」
わははは。緊張し損。息子とのバイクでの2shot、画面で見せたらすごく喜んでくれた。
僕はメールで送ることを約束した。いいなぁ。こういうコミュニケーション。


展示会場、ストリート、INDIAN LARRYのブロックパーティ会場…
いろいろと歩き回っているうちに、どうにも体調が優れないことに気づく。
なんだか眠さとダルさに、一気に襲われたような感覚。
…絶対あのファッキンな宿のせいだ。寝不足と時差ボケでフラフラだ。

しかしこんな取材を今後何度できるかわからない。
こんなことでへこたれてなるものか!奮起して撮影再開。

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日が沈んでからも会場は熱気を失わない。
むしろ、ライティングにより雰囲気を増した展示会場では、
昼間よりもバイクが美しく見えた気がした。

ここで、ケイノさんとGOさんの2shotを撮影。

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ケイノさんはNY。GOさんはLA。
日本人がアメリカで認められ、リスペクトされている。
一介の日本人として、フォトグラファーとして、
やはり誇らしい気分に包まれた。

本当に思う。
ここに、BROOKLYN INVITATIONALに来ることができてよかった。

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日本からNYCへ。はるばる旅して辿り着いたのは、
数人の日本人が、アメリカ人たちと肩を並べていた場所。
すごい場所だった。誇らしくさせてくれた場所。ここに来れてよかった。

そして20時過ぎ。
僕はリタイヤ。疲労と睡魔の限界で。わはは。


充足感を胸に、例の宿に戻った僕は、
文字通り「死んだように」眠った。

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続く
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by steeldog_79 | 2015-12-10 17:26 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #07 Sixth Street Specials ★☆

セントラルパークから、地下鉄"F"ラインに乗り込んだ。
マンハッタン、ミッドタウンからダウンタウンへ移動するのだ。

ちなみに前回の渡米時は田舎者丸出しで観光マップを広げていたのだが、
今回はかなり力強い味方、iPhoneのGoogle Mapに助けられている。
目的地を入力すると、地下鉄からバスから徒歩から…
様々なルートの選択肢を与えてくれるGoogle Map。
Wi-Fiさえ繋がれば、このMap片手にどこへでも行ける。
なんとも素敵なアイテムである。

2nd Ave駅で下車し、地上へ。
すぐに目に飛び込んできたのは、壁に描かれたグラフィック。

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ははは!目玉の親父だ。
街の中で親父に出会えたのは鳥取の鬼太郎ロード以来だなぁ。

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ダウンタウン。
ここは、華やかなミッドタウンとは明らかに様相が違う。
昔は観光客が一人で歩くなんて考えられない場所だったとか。
この「下町感」は決して嫌いではないけど。

そういえば、NYCでは以外とISUZUや日野のトラックを見かける。
日本車は世界都市でもガンガンに走っているのだ。

さて、徒歩で10分くらいだろうか。
僕は目的地へたどり着いた。
東海岸のトライアンフ乗りなら誰もが知るレジェンダリー・ショップ、
Sixth Street Specialだ。

ここのメカニックはFumi。僕と同じ歳の日本人だ。
店内に入ると、ハグで迎えてくれた。

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地下のファクトリーで近況を話し合う。
NYCに移り住んで10年ほど。彼はすっかりニューヨーカーだ。
この街の名のある単車乗りなら、Fumiの名を知らない者はない。

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Fumiの師匠である、Hughにも会えた。
背の高い飄々としたオールド・マン。
伝説的メカニックにして、現役のフラットトラックレーサー。
握手した時には、ちょっと震えた。感激でね。

翌日にBROOKLYN INVITATIONALを控えた今夜は、
ブルックリンのBlack Bears Barで前夜祭が行われるらしい。
僕は行く予定がなかったのだが、FumiとHughが行くということで、
じゃあちょっとだけ、と顔を出すことにした。

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Fumiは婚約者のAsamiを迎えに行ってから向かうとのことで、
相変わらずコンディションのいいトライアンフで先に出た。
僕はバスに乗り込んだ。

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初のNYCバス。
トレーラーのような二両編成のバス。
金曜の夕刻ということもあり、なかなかに混雑している。

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このバス、日本のバスと決定的に違うのが
「次は⚫︎⚫︎です」的なアナウンスが一切ないということ。
僕はFumiに教わった停留所をミスしないようにGoogle Mapとにらめっこ。

さらに、降りる時に自動でドアが開いたりもしない。自分でドアを押すのだ。
たまたま僕より先に降りる客がいたからそのシステムがわかったけれど、
知らなかったらパニックだったなぁ。おっかない。

そこから地下鉄に乗り換えてブルックリンへ。
(ちなみにここで乗り口を間違えて慌てて正しい乗り口へ向かったのだが、
一度改札を出たメトロカードで同一の改札はくぐれないらしく、
結局シングルライドチケットを買い直して乗るというトラブルに。
迷いかけた僕を親切に案内してくれた好青年に感謝!)

さて、ようやくBarに到着。
ここは明日のショーのFounderであるJeffの彼女、
サイドカーレーサーでもある(!)Jessicaが営む店。

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パーティはDICE magazineが主催している。
その名もDICE PARTY。INVITATIONALの前夜祭だ。

Barの前には、この街のChopperが全部集まったかのような単車の群れ。

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いやぁ、なんとも…。アメリカで見るChopperってかっこいい。格別だ。
それもBROOKLYNのBarの前なんてシチュエーション。かっこよすぎる。

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BarでFumiと再会。去年は会えなかったAsamiにも会えた。

いやはや、なんともクールな時間だった。
翌日へのテンションも上がったところで僕は帰路へ。

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すっかり慣れつつある地下鉄移動でねぐらへ帰った。

そして例の臭いベッドで就寝。
いよいよ明日は、BROOKLYN INVITATIONALだ。



続く
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by steeldog_79 | 2015-12-03 13:44 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #06 Central Park ★☆


さて、セントラルパークへ。

昨年もここに行って、散々歩いて迷って…
だけど日本の公園にはない体験をたくさん得ることができた場所。

8番街を北上し、パークへ向かう。

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途中、日本人の経営と思しきラーメン店を通過。

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さらにサッポロビールのトラックも通ったりして、
マンハッタンのど真ん中で日本を感じながら歩く。

おしゃれな人が多いと言われるニューヨーカー。
しかしながらぶっ飛んだファッションの人も多い。
例えばこの人。

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ボクサーブリーフに、ダルダルに伸びきった真っ赤なタンクトップ。
バンダナを頭に巻いて、肩掛けのショルダーバッグを提げ、
スニーカー姿でマンハッタンを闊歩。

これは…"おしゃれ"…なのか?

おしゃれに疎いからなぁ。
少なからず、僕には理解できないファッションかな。わはは。

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さぁ、最後の横断歩道を渡ってセントラルパークへ入る。

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相変わらずのセントラルパーク。
この広大な公園で、みんなそれぞれの時間を過ごしている。

日光浴、スポーツ(クリケット?)、金曜の昼間に結婚式!も。
馬車なんかが走ってるのもここならでは。

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公園の横には高層ビル。
大都会の箱庭は、やっぱり素敵な場所だった。

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そうそう。野良猫を滅多に見ない代わりに、
ここでは野良リスがいっぱい。
かわいいものである。

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大道芸人もいっぱい。
ニューヨーカー、世界中からの観光客、
様々な人が訪れるこの場所は、
パフォーマーにとっても最良の場所なのだろう。



その中でも彼はとてもクールだった。
目から上にスカーフを巻き、上半身裸でひたすらにドラムを叩く。
公園に響き渡るドラムのサウンド。かっこよかったなぁ。

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公園の芝生に座り、重い重い荷を降ろす。
ドラッグストアで買ったモンスターを飲み干した。
(実はCoorsも1本ね。わははは。)

ここへ来た目的は、
「セントラルパークの犬たち」。
ここには散歩している犬と飼い主がたくさんいる。
彼らの写真を撮り、インタビューしてみたかったのだ。

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結局、9組のインタビューに成功。
この街の犬事情を垣間見ることができた。

内容は雑誌に掲載されるかもしれないので伏せておくが、
中学生レベルの英語でも何とか会話できることを実証。
でもまぁ…やっぱり英会話の勉強をしたいとあたらめて思った。

その中の、最初にインタビューした飼い主さんと、
まさかのネタで盛り上がったことを記しておこう。

彼は僕が日本のフォトグラファーであることを告げると、
自分も上司が日本人で、日本のことはよく知っていると話してくれた。
そして「今回の安保問題についてどう思う?」とまさかのコアな質問。
(この頃まさに日本では安保法案について紛糾していたのである)

彼は続けて「難しいよなぁ。もちろん平和であることは大事だけど、
中国がベトナムやフィリピンにも領海を広げようとしているだろう?
日本もセンカクから中国を"Push up"しないといけないしなぁ」

驚いた。アメリカ人は極東の問題など気にしていないと思っていたから。

たくさんの人が各々の時間を過ごしているセントラルパーク。
いろいろな出会いがあるものである。

そうそう。ここでは同業者にも会えた。
ニューファンドランドを連れたマダムは僕のカメラを一瞥すると、
「私もフォトグラファーよ。あなたと同じカメラを使っているわ」と。
僕は何故にこんな大荷物を背負っているか、彼女にホステルの話をした。
すると彼女は「HOTEL TONIGHT」というサイトを教えてくれた。
これは現在地や指定の場所から最寄りの空室を検索してくれるサイト。

のちにこのサイトには、大変に世話になる。
まったく、出会いに感謝!である。


夕刻、たくさんの出会いと体験に感謝し、
僕はセントラルパークを後にした。

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やはり楽しい場所だった。
必ずまた訪れよう。


さて、次の目的地へ向かう。
僕は地下鉄に乗り込んだ。



続く
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by steeldog_79 | 2015-11-09 15:54 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #05 B&H ★☆

マディソンスクエアを横目に、8番街から9番街へ向かう。

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途中、UPSのバンが通りに停まっていた。
NY、ことマンハッタンでよく見かけるこのバン。
運転席にはドアが無い。要らないってことなんだろうな。
いちいち開け閉めが面倒なのだろう。発想がアメリカだなぁ。

さて、目の前には目的地が見えてきた。

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B&H Photo Videoである。

マンハッタンにあるこのショップは、写真関係用品のメガストアである。
世界的にも有名なこのショップ。僕はどうしてもここに行きたかった。

私事だが、実はこの秋に新しいスタジオを作った。
そのスタジオ設備の一部をここに買いに来たのである。

アメリカはじめ欧米産の写真用品は、
日本で買うととんでもなく高価だったりする。

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例えば、マシューズというメーカーのライトスタンド。
これは非常に多機能な照明スタンドで、スタジオ必需品なのだが。

これを日本で買うと約3.5万円〜5万円はする。
ところがB&H価格だと、$138(日本円で約17,000円)なのだ。
このように、半額程度で買えるモノが極めて多い。
せっかくニューヨークへ行くのだから、ここで直接現物を見て買い物をしたかった。

店内に入ると、そこはもう…カメラ用品の天国のような空間。
日本では現物が見られないようなモノが所狭しと並んでいた。

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目的のマシューズも…ワォ。なんとも魅力的な品揃え。

さっそく店員さんを捕まえて欲しいモノをリストしていく。
対応も丁寧で、こちらの下手な英語にも付き合ってくれるナイスガイだった。
前日にケイノさんから「あそこはジューリッシュ(ユダヤ人)の店だから、
けっこう値段交渉できるかもよ」と聞いていたので、さっそく値段交渉。

しかし、僕が買おうとしていたモノはプロフェッショナル用であることや、
そもそも表示価格が激安だった事もあり、値引きは難しいと言われる。
それでも交渉していると、黒人のマネージャーが出てきた。

いかにも上司らしい、堂々とした佇まい。僕は少し緊張を覚えた。
そんな彼は僕の買い物リストを見ると、僕にこんな提案をしてくれた。

「あなたが買おうとしているスタンドは非常にいいスタンドだけど、
もしスタジオから出て移動して使うときの携帯性に乏しい。
もっと携帯性に優れて使い易いスタンドがあるのでこちらにしませんか?
値段は少し高くなりますが、その分の金額を値引きさせてもらいます。
以上が私の提案です。いかがでしょう?」

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素晴らしい提案。ぐうの音も出ない申し出に僕は「OK!それでお願いします!」
するとマネージャーは僕の手をガシッと握りしめ「ありがとう!Mr.マツモト!」
買い物の控えを手渡され、レジにて会計を済ませた。

これにて任務完了!欲しかったスタジオ用品は買うことができた。
(ちょっと疲れたけどね…。英語を使う事に頭を使いすぎて。わはは…)

せっかく来たので、2階でも買い物。
今所有しているカメラバッグより一回り小さいモノが欲しかったので、
2階のバッグコーナーへ行って黒人の女性店員に話しかける。

「カメラバッグを探してるんだけど…」
「どのくらいのサイズのモノがいいの?」
「うーん。カメラ1台とレンズ2本とストロボ入るくらいかな」
「カメラはEOSね。レンズは何ミリを使うの?」
「16-35mmと、70-200mmかな。ストロボは580だね」
「OK。そうねぇ…じゃあこれはどう?」

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彼女が勧めてくれたのはイタリア・マンフロット社のバッグだった。
値段も$49ドルとお手ごろだったので購入を即決。
しかしここの店員はデキるなぁ。知識も対応もバッチリだ。

こうして、僕のB&Hショッピングは無事に完了した。

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ちなみにシッピング(送料)は結構な金額になったのだが、
それでも国内で買うよりは圧倒的にお得な買い物ができた。
すごいなぁB&H。また買い物に来たいものだ。

商品はブルックリンの倉庫にあるらしく、そこから日本に送ってくれるらしい。
今回の買い物は帰国後に届くのだが、その話はまたいずれ。

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B&Hを出ると、一台のハーレーが停まっていた。
スプリンガーソフテイル。ファットボブフェンダーにハードケース。
ダービーカバーに103って書いてあったけど…本当かな?
なんともアメリカらしいバイクに、買い物の疲れも吹っ飛んだ。

さて、今度はマンハッタンを北上。
次なる目的地・セントラルパークへ向かう。


続く


追記:
B&Hで買った例のマンフロットバッグだが。

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調べてみると、なんと日本国内では¥27,000で売っているらしい。
ほとんど1/5の金額。うむ、いい買い物をしたものだ☆

B&Hは通販も行っているので、気になる人はチェックを☆
(日本への送料まで計算できる素晴らしいサイト!)
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by steeldog_79 | 2015-11-05 16:19 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #04 I'm back, Manhattan!! ★☆

"最悪なホテル"での第一夜が明けた。

「絶対にこんなベッドでは眠れない…!」と思っていたのだが、
さすがに20時間の空の旅と時差、それに精神的疲労のせいか、
僕はバッチリと眠ることができたようだ。そんな朝6時。

向かいのベッドの白人の若者も目を覚ましたらしく、
目が合うと「I love you man!」とひとこと。
朝っぱらからアイラビューである。欧米だなぁ。
彼は仕事を探しながら旅をしているらしく、
ここに長期滞在中。あと2週間はいるとか。
荷物を置いたまま帰ってこない日もあった。
そういう使い方をするぶんには、ここもアリ…なのかな。

さて。今日はマンハッタンへ行く日。
僕は身支度をすると、スーツケースと服だけを置いて出発。

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黄砂やPM2.5のないアメリカの空は果てしなく青かった。

地図で調べると最寄駅はMytle駅。
そこからマンハッタン行きの地下鉄に乗る。

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これが一週間乗り放題、メトロカード。

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さすがは都会。程なくして列車がやってくる。
金曜の朝の地下鉄に、僕は乗り込んだ。

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ブルックリンやクイーンズを眺めながら列車は走る。
こういう街中のグラフィックスなんかを見ていると、
あぁ、アメリカだなぁ、ニューヨークだなぁと実感する。

15分ほどして、列車が橋に差し掛かる。

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窓の外には…マンハッタンの街並みが見えてきた!

マンハッタンに入って、地下鉄は文字通り地下に潜る。
僕はロックフェラー駅で下車。

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地上へ上る途中で見かけた落書き。
こういうことをする奴は、世界中どこにでもいるんだな。わはは。

そして僕は、1年ぶりにこの場所に到着!

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タイムズスクエア!
発想がなんとも田舎者だが理解してほしい。
僕にとって、ここが「NYCへ来た!」と実感できる場所なのだ。

1年ぶりにここに戻ってくれた喜び。
タイムズスクエアに座り、しばらくボーッとしながら過ごした。
顔はずっとニヤニヤしていたに違いない。

そこに30分くらいは居ただろうか。
僕は腰を上げ、荷物を背負うと南に向かって歩き始めた。
今回の旅において、とても重要な場所へ向かうために。

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ニューヨークタイムズ紙本社近くのサブウェイで朝食。

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ニューヨークに来たのに、日本にもあるサブウェイかよ!
そう思われるかもしれないが、僕は飯なんて食えればなんでもいいのだ。
サブウェイなら間違いないしね。

食事中にホームレス青年が「金がない何も食ってない。恵んでくれ」と話しかけてきた。
店内にまでこういう人が入ってくるし、店員は特に注意しない。すごいなぁ。
僕は旅行者で貧乏なのでお金はあげられないと告げて振り切った。
その後、心優しいおじさんに$2くらいもらってたけど。

昨日の晩から何も食べていなかった僕はサンドウィッチを平らげ、
またマンハッタンの8番街を南に向かって歩き始めた。

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目の前にはマディソンスクエアガーデン。

ここまでくれば、目的地はすぐそこだ。
僕はテンションを上げつつ、緊張感を抱いてその場所に向かった。



続く
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by steeldog_79 | 2015-11-04 11:09 | Report | Comments(0)


しゃしんとばいくと。


by steeldog_79

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