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マタニティ・フォト2。

妊婦写真第二弾。
旧知のバイク乗りを撮影してきました。


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彼らとの付き合いも随分と長くなります。

彼と出会ったのは10年前。

雨の中バイクが壊れて困っていた僕に、
仕事でたまたま近所にいた彼が
「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて。

その時は軽く会話を交わして終わったのですが、
その後イベント等でたびたび顔を合わせるように。
年齢も近く、かつ同じハーレー乗り。
仲良くなるのに時間はかかりませんでした。

そしてそんな彼が紹介してくれた彼女。
彼女もハーレーに跨がるバイク乗りで、
「美男美女カップルだなぁ」と、
そう思った事を今でも覚えています。

その彼女と彼は、昨年結婚。
そして今年、おめでたの吉報が入りました。


そして僕のもとに依頼が。
もちろん、喜んで駆けつけました。

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僕の妊婦写真のセオリー。
それは「夫妻の思い入れのある場所で撮る」ということ。

例えば彼らの家だったり、
ふたりの出会った場所だったり。

いつか子供にその写真を見せるとき、
思い出もセットで語る事ができるように。
「パパとママはここで生活してたんだよ」
「ここがパパとママのであった場所なんだ」
いつかそういう会話が出来るように。


今回は彼らが現在住んでいる家。
そして、彼が生まれ育った家。
夫妻の思い出がいっぱい詰まっている家です。

いい写真がいっぱい撮れました。


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最後はガレージで撮影。
いつかこのガレージも、子供との遊び場になるでしょう。
このバイクの後ろに乗る事もあるかもしれませんね。


祈☆安産!
次は、産まれてきた子供との3ショットを撮りに行こうと思います。



Photo:マツモトカズオ
Thanks to :87&70
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by steeldog_79 | 2010-09-28 22:17 | マタニティ☆フォト | Comments(2)

ふたり。


いま目の前に、2台のバイクが停まっている。


晴れやかな蒼いタンクのバイク。
艶やかな赤いタンクのバイク。

どちらも同じバイク。
Harley-Davidson XL1200S。

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彼は4年前、このバイクに乗り始めた。
彼女は去年、このバイクに乗り始めた。

もちろんどちらが真似た訳でもなく、
偶然に同じバイクを選んでいた。

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同じ車種ではあるものの、
各々のバイクには各々のパーソナリティが強烈に主張されている。
カラーリングのみならず、その仕様も強烈なコントラストを生んでいる。
しかしながら、不思議とその2台が並んだ姿は絶妙にカッコいい。

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ふたりと2台が、おもむろにエンジンに火を入れる。
1200S特有のアイドリングが辺りに響き、
こみ上げるような低い排気音を引き連れて走り出す。

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走るその姿を後ろから見ていて、彼らの走りに感嘆する。
彼は彼女をエスコートするように走り、
彼女はそのエスコートに応え、少しだけ後ろを連れ添う。
その愛おしい距離感に、客観的なはずのこちらが酔ってしまう。

スーパー・トラップとサンダンス・ボマー。
似て非なるはずの排気音が、奇妙にシンクロして耳に届く。


不意に彼がその右手を伸ばした。
彼女も当然のように左手を差し伸べる。
その手は時速60kmで巡航する空中でしっかりと繋がれた。

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カメラを構えているこちらまで、思わず笑みがこぼれてしまう。
そんな暖かい時間が、暖かな風が、彼らの間に吹いていた。



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彼らのこれから走る道に、幸多からんことを。



Photo:マツモトカズオ
Thanks to :TakaROD & Gon
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by steeldog_79 | 2010-09-22 13:14 | バイクのはなし。 | Comments(7)

Night Run.


走りたくなる夜がある。
バイクに跨がって、とにかくどこかへ走りたくなる夜。

明日の仕事のこと。
今日やり残したこと。
観たかったテレビのショー。

そんなモノを全て忘れ、
気がつけばエンジンに火を入れている。
そしてバイク乗りは走り出す。

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ナイトランに出るとき、不思議と目的地を決めていないのは何故だろう。
「とにかく走ろう」、そういう漠然とした意識の中で走り出したバイク乗りは、
しかし迷うことなく好きな場所へとその足を進める。

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見慣れた街を抜ける。
いつもの橋を越える。
大好きな海を横目に。
そしていつもの場所へ。

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走る。走る。走る。
出来るだけストップしたくない。
ブルーのシグナルが続く限り。

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何故、夜中に走りたくなるのか?
自問自答してみても、その答えは難解だ。

積もったストレスの解消?
受動的な夜の街への、能動的な挑戦状?
昼夜逆転の反骨心?

どれも的を得ているようで、どれも違う。

どうやら、答えはもっとシンプルなところにあるらしい。

f0214531_2391577.jpg



「不意に、走りたくなったんだ」

きっとそれが一番に近い衝動の理由。
それ以上でもそれ以下でもないみたいだ。

陳腐な言い方かもしれないけれど、
それは「バイク乗りの本能」ってヤツなのかもしれない。

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妙に血が騒がしくなる。
そんな奇妙な時間が、今夜もやってくる。



Photo:マツモトカズオ
Thanks to:"TakaROD"&"Gon"
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by steeldog_79 | 2010-09-17 02:49 | バイクのはなし。 | Comments(0)

ダッフルバッグ・ブルーズ。

「箱派」と呼ばれるバイク乗りが増えている。

ホームセンターに売っているベランダボックスや、大型の衣装ケース。
それらに衣食住をギッシリ詰め込んで、キャンプをより快適に過ごしている。

彼らを否定するつもりは全くない。
むしろ、そんな彼らが持ってくる装備に散々お世話になっているし。

だけど僕には「箱」よりもカッコいいと思っているアイテムがある。
それがダッフルバッグだ。


僕らが乗り始めの頃、みんなダッフルバッグを持っていた。
人ひとり入ってしまいそうな大きさ。タフな造り。
そんな安価なサープラス(軍の払い下げ)バッグ。

そのバッグに最小限の衣食住を詰めて、バイクのリアにグルグル巻きに固定。
その作業だけで出発前からアタマの中の「旅」モードのスイッチが入り、
旅先への想像や妄想を加速させていた。


だけど「箱」の登場以来、ダッフルを見かけることは少なくなった。
積載量で言えば箱には全然敵わないし、大量の雨にも弱い。
その減少傾向は必至のものだったのかもしれない。


そんな中、先日のイベントで懐かしいバイカーに再会した。
同じ時期にバイクで走り回っていた仲間のひとり。
当時は彼らと一緒にいろんなイベントへ走った。

久々に会った彼と、彼のショベルヘッド。
オールドスクールな彼のバイクのリアシートには、
使い古された懐かしいダッフルバッグがくくり付けられていた。

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うまく説明できないんだが、何だかとても嬉しく思った。
とても懐かしい友人に、同時に2人再会を果たせたような…
そんな奇妙な、ちょっと暖色系の高揚感。


やっぱり、バイク(こと旧いバイク)にはダッフルバッグが似合う。
箱の魅力、実用性はもちろん重々に理解しているつもりではあるが、
僕らの世代はこの果てしなくシンプルなアイテムにどうしても惹かれてしまう。

走っている姿を見てもらえば分かるかもしれない。

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この絶妙なバランスをご理解頂けるだろうか?
「分かる!」と仰る方とは、きっと一緒に美味い酒が飲めるような気がする。
その理由も上手くは説明できないんだけれど。

映画「イージーライダー」を彷彿とさせるスタイル。
映画の中で、登場人物たちはテントすら積んでいなかった。
ダッフルバッグに服とブランケット程度の積載。

旅において、荷物は最小限でも充分にやっていける。
ダッフルバッグはそれをちょうどよくこなせる最良のサイズ。
きっとその最小限なシンプルさがカッコよさのひとつなんだ。


「またダッフルバッグ、買いに行こうかな」
そんな考えが、ふとアタマの中をよぎった出来事だった。



ちなみにこのショベルヘッド乗り。
彼とは18-19歳の頃からの付き合いがもう10年を越えるのだが、
今や立派な3児の父になっている。

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時の経過というのは、実に早いものである。





Photo:マツモトカズオ
Thanks to:Hiro & his great family
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by steeldog_79 | 2010-09-14 18:33 | バイクのはなし。 | Comments(2)

「勇気を与える1枚」


何年も前、先輩カメラマンたちと飲みに行った時の話。


いい感じにみんな酔いも回った頃に、
その場は「どんな"1枚"を撮るカメラマンになりたいか」
そういうテーマで盛り上がっていました。

先輩の中にひとり、いつも寡黙な方がいたのですが、
そのカメラマンが言った言葉が今も脳裏に残っています。

「俺は…例えば人生に落胆して"自殺しよう"と思ったような人が、
俺の写真を見て感動して"やっぱり自殺なんてやめよう!"って思ってくれるような…
そういう1枚をいつか撮りたいと…そう思ってるよ。」



「自殺を思い留まらせるような1枚」

なんて素敵な目標だろう…!そう思ったことを覚えています。
死のうと思った人に、生きる勇気を与えるような1枚。
そんなモノが撮れたら最高だなぁ…。
その時から、僕もそう思うようになりました。


今のところ、僕はそんな素晴らしい写真を撮れるような自信はありません。
だけどいつか、誰かの脳に強烈なインパクトを残すような…
そういう写真を撮りたいと思っています。


そういえば過去に一度だけ、
「あの写真、感動したよ!」と友達に言われた写真があります。

当時は毎年元旦に福岡市の志賀島にバイクで初走りに行き、
海岸や砂浜に打ち上げられた漂着物を撮っていました。
その時に撮れた1枚です。

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浜に打ち上げられた電球を撮っていたら、
後ろの雲の隙間から「天使のはしご」。
役目を終えた人工の光と、自然の織りなす光。
思いがけず、そんな光の「競演」を撮ることができました。


自分でも気に入っているのですが、
意外にも仲間や友人から好評を受けまして、
その中の友人のひとりが「感動したよ!」と言ってくれました。

嬉しいですね。自分以外の人に認められるということ。
感動や感情を共有できるということ。



またそんな感動を味わいたくて、
今日も僕はカメラのシャッターを切っています。



Photo:マツモトカズオ
@志賀島(しかのしま)福岡県福岡市東区
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by steeldog_79 | 2010-09-06 02:02 | 写真のはなし。 | Comments(0)

バイク天国。


「天国」へ行ってきた。


毎年、お盆に阿蘇で開催されているバイクイベント。
その名も「阿蘇バイクヘブン」。
広大な阿蘇に抱かれて過ごすキャンプイベントだ。

日本でも最長の5日間の開催期間。
楽しみ方も人それぞれだ。
日帰りでふらりと立ち寄る者もいれば、
全日程連泊し、ここをベースに走り回る者もいる。


僕が初めてこのイベントに参加したのは大学生の頃。
それ以来欠かさずの12年連続参加。
ここに来ないと夏が始まらないし、終わらない。
僕にとって、このイベントこそが「夏」なんだ。

今年は残念ながら日帰りだったけれど、
それでも充分に楽しかった。
それが「天国」の、そして「阿蘇」の魅力。


12年。干支一周分。
個人的ではあるが、僕にとってのアニヴァーサリー。

その記念に何か写真を残したくて、
イベント名と同じ文字数のマグカップを背負って持って行き、
阿蘇とキャンプサイトをバックに撮ってみた。

f0214531_42327.jpg





来年もまた「天国」に向かって走ろうと思っている。



Photo:マツモトカズオ
@ Aso Bike Heaven
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by steeldog_79 | 2010-09-05 04:09 | バイクのはなし。 | Comments(0)


しゃしんとばいくと。


by steeldog_79

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