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ニューヨーク、再び。  ☆★ #03 Worst hotel ever... ★☆

NYメトロのニッカボッカ駅を下車し、
予約したホステルへ向かって歩く。
宿の名は「ウィリアムズバーグ・ホステル」。


そもそもこの宿は、エクスペディアで予約した。
去年は家内も一緒だったので最低限の設備が整ったホテルに泊まったが、
今回は貧乏旅、しかも一人だから個室で気持ちよく眠れれば満足。
マンハッタン〜ブルックリンあたりで検索をかけた。

その時に最初にヒットしたのがウィリアムズバーグ・ホステルだった。

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トップページにはベッドにバラの花。

値段にして一泊$40程度。
昨年泊まったホテルの半額以下である。
その代わり風呂トイレは共同。そこは妥協した。
宿泊条件には「シングルベッド・定員1名」と明記されていたので、
値段に惹かれてここの予約を確定した。


10分ほど歩くと、目的地が見えてきた。
しかし…あれ?思っていたような建物ではない。

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…ボロい。
まぁいい。中身さえ綺麗であれば。

早速入ろうとすると、入り口が電磁ドアで閉じられており開かない。
すると抜群のタイミングでここのスタッフらしき若者が帰ってきた。

彼はスマホで僕の予約を確認すると、その場で宿泊費を徴収。僕を建物に招き入れた。

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ギシギシと鳴るドアを閉じ、これまたギシギシの階段を上がる。

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スタッフらしき黒人くんは、とある部屋を開け、
「君の部屋はここだよ」と案内してくれたのだが…

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??!

その部屋には二段ベッドが3つ。
まさかの6人部屋だった。

いやいやいやいやいやいやいやいや。
話が違う。話が違いすぎる。

シングルベッドは?
ベッドのバラは??


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(*予約当初のイメージ)

もちろん僕は抗議する。
話が違う。僕はシングルの部屋を予約した。
こんな部屋はごめんだ、と。

しかし彼曰く、「他の部屋は空いていない。
明日になったら空くが、今夜はここしかない」の一点張り。
土地勘の無い一介の旅行者の僕は、その条件を飲むしかなかった。

他にも突っ込みどころは満載であった。

まず、共通のトイレとバスルームは恐ろしく汚い。
毎日掃除をされているとはとても思えない。

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しかも宿泊者の憩いの場となるリビングに入り口があり、
気軽に入れるような雰囲気はゼロ。

バスルームには無料のアメニティがあると記載されていたが、
もちろん、そのようなものは一切ない。
屋外にテニスコートがあるらしいが見当たらない。
通りの反対側に公園とネットらしきものがある。…これのことか。
「近隣には無料のパーキング」、これは路駐のことだった。

僕はこんなところに泊まりたくなかった。
そんな時にさっき別れたトシさんからメールが来た。
僕は事情を話すと、トシさんはマンハッタンの会社を紹介してくれた。
なんでも、日本人を対象にした不動産会社で、格安で宿を提供してくれるらしい。

僕はすぐにその会社に連絡。部屋を探してもらったのだが…
「今NYはファッションウィークで…。どこも空いてないんですよ」

ファッションウィーク??

9月のこの時期、世界中の有名ブランドがNYで新作を発表するらしい。
その関係者とファッショニスタたちが殺到する時期ということで、
この時期のNYCのホテルは軒並み満室だという。
しかも国連総会も時期でもあり、空室はゼロ。

こ…国連総会。
そうか。国連ってマンハッタンにあるんだった。
改めて自分がNYにいることを実感。

トシさんにいろいろ調べてもらったが、結局全滅。
少なからず今夜はここに泊まらねばならない。

カメラもパソコンも現金も持ってきている僕。
ロックできる個室にモノを置いて身軽に街を歩こうと思っていたが、
とてもじゃないがこの部屋に大事なモノを置いて出かけるなんてできない。

僕は夜に予定していたトシさんとのディナーを泣く泣く断り、
シミのある、掛け布団もタオルケットも何も無い、
しかもなんだか臭い2段ベッドで眠ることになった。

ルームメイトはバックパッカーらしき白人が二人、
若い黒人がひとり、中年の白人おじさんがひとり。


結果から言うと、ここに結局3泊することになるのだが、
部屋を替えてくれることは最後までなかった。

金庫もロッカーも無いので、カメラやパソコンや…
着替え以外のモノは全て背負ってNYを歩くという、
「苦行」以外の何物でも無い試練を課されることになる。

帰国後に知ったのだが、このホステルのネット評価は最悪で、

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日本人のひとりは「個室の刑務所のほうがマシ」と投稿し、

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日本人以外の投稿も「人生最悪のホテル」「まったくおすすめしない」
とにかく「最低」との評価で埋め尽くされていた。
(と、サクラらしき高評価コメントも)

これを始めに見ておきたかったものだ。

また、周辺の治安も決して良くはなく、

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警察の使用済みCAUTIONテープが捨ててあったり、

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FUCK THE POLICE的な落書きが壁面に描かれていたり…

ワーストなことを挙げればキリがない。
なのでこのへんにしておくが。


なんにせよ、とにかく最悪の環境。
ここが自分のNY滞在基地になることに心から凹み、
しかし長旅で疲弊していた僕は臭いベッドの上で眠った。

現金の入った財布を握りしめて。



続く。
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by steeldog_79 | 2015-10-31 19:29 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #02 Brooklyn!! ★☆

ついに、ニューヨークはラガーディアに着陸。

この田舎者が、こんなに早く大都会NYCを再訪できるとは…。
飛行機〜空港のフロアを歩きながら感慨深いものを感じていた。

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American welcomes you to New York.
そんなの言葉が妙に嬉しかった。

ちなみにNYに降り立って最初に見た広告看板が…

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「俺はラグじゃない」というWWFの強烈なメッセージ。
思わずカメラを向けて撮ってしまった。


さて。

バゲッジを受け取り、僕はラガーディアのタクシー乗り場へ。
僕と同じように、到着したばかりの大荷物を抱えた旅行者たちが大勢並んでいる。

去年はグランドセントラル駅までシャトルバスに乗ったのだが、
まず行くべきケイノさんのショップもホテルもブルックリンだったので、
普通のタクシーを拾うことにした。

しばし列に並び、日産のタクシーに乗り込んだ。
運転手に「ブルックリンのヴァン・ダイクストリートに行ってください」
そう伝えたのだが「え?どこそれ?」というリアクションをされる。
「えーとね、ブルックリンのIKEAがあるあたりなんだけど…」
そう言うと、運転手は僕にiPhoneを手渡し「コレに住所入れて」。
画面にはGoogle mapアプリが開かれている。

去年もそうだったが、この街のタクシーはみんなこんな感じだ。
運転席にiPhoneが置いてあって、それでナビしながら走る。
有名な場所ならMapを見らずに行けるのだろうが、
それ以外の場所だとiPhone頼りなのである。

ようやく場所を把握した彼はブルックリン・クイーンズ高速を走り始める。
この高速道路は大抵、いつも混雑している。
今回も早速大渋滞。

料金のことが気になったので「目的地まで幾らくらいで行く?」と尋ねると、
「知らない。行ったことない場所だもん。メーターに聞いてくれ」と。わはは。

その後「この道はいつも混んでるね」と話しかけるもシカトされるなど、
この彼とは特にコミュニケーションしないままKeino cyclesのある、
REDHOOKエリアに入る。程なくして見覚えのある建物が目に入った。

タクシー代は35ドルくらいかかったかな。
初っ端にしては大きい出費だったが仕方あるまい。

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それにしても相変わらずかっこいいなぁ。Keino cyclesの店構え…!

店の中に入ると、ケイノさんの姿を見つける。
久々の再会に握手。日本から来たことを大いに歓迎してくれた。

(ケイノさんを知らない人は、
昨年の僕の取材記事をご一読頂きたい)

ケイノさんは翌々日に迫ったショウの準備で大忙しだった。

2階には日本からシルバースミス・フィンのジュンさんが来ていて、
ショウに招かれたビルダーに贈られる無骨なトロフィを作っていた。
先週NYにやってきて、この作業に缶詰状態だと笑っていた。
まったく。すごい人のところにはすごい人が集うものだ。

その後、さらに日本人のトシさんが来店。
現在は熊本在住だが、過去にNYに住んでいて、
ケイノさんとはその頃からの仲だという。

話してみると共通の知り合いが恐ろしく多く、
NYに来てなんだが、世界は狭いなぁと妙に実感した。

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ケイノさんとジュンさんはこれから用があるとのことで、
僕とトシさんはケイノさんのバンで駅まで送ってもらった。
ちなみにこのバンにはケイノさんの作ったXJRが載っていた。



去年、YAMAHAヨーロッパから依頼されて製作されたこのマシン。
僕はこのバイクが仕上がった翌日にKeino cyclesを訪ねていて、
その時はシークレットのため撮影NGだったこのバイクを今年こそ撮りたかった。

そのバイクと相乗り。運命ってのはおもしろいね。わははは。

さて、トシさんとはこの駅で別れる。
まだ夕刻だったため、僕らはこの後マンハッタンで会おうと約束。
NY初日に日本人と飯を食えるというラッキー。これは幸先がいい。

トシさんの勧めで一週間地下鉄&バス乗り放題のメトロカードを買い、
ホテルから一番近い駅まで地下鉄に乗った。

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1年ぶりのNYメトロ。
途中で乗り換えして(簡単に書いてるが久々のメトロに緊張しまくりだった…)
ホテルから一番近いと教えられた駅に降り立った。

さて、僕の5日間のベース基地となる宿。
エクスペディアで予約した、NY最安値だったホステル。
風呂トイレは共同らしいが、まぁそれは貧乏旅だから仕方あるまい。
僕は個室でゆっくり眠れれば問題なし!なのだ。


ところが。


このホステルこそが、僕の今回の旅におけるワースト・メモリーとなるのである…



<続く>
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by steeldog_79 | 2015-10-30 19:28 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #01 Take off!! ★☆

さて。9月17日当日がやってきた。

家内に空港まで送ってもらい、福岡〜成田へ。

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遠足前日症候群で眠れなかったのと、朝7時台の便ということもあり…眠い。
しかしテンションは上がりっぱなしだ。無事に定刻通り、成田へ。

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成田ではちょっとしたアクシデントがあった。

昨年はアメリカにWi-fi機器を持ち込んでおらず、
web環境を得るのにいちいちスタバに入ったり…
とにかく苦心したので、今年はwi-fiをレンタルすることに。

チョイスしたのは「グローバルWi-Fi」なる会社。
価格comでの割引もあり、北米にも強いらしい。

その機器を成田で受け取るつもりだったのだが、
成田の空港の構造を知らない僕はうっかり、
受け取りを第一ターミナルに設定してしまっていた。

福岡からの到着は第二ターミナル。
「どうせ隣だし、歩いて行けるだろう」と思っていたのだが、
American Airの受付嬢に1タミ(こう呼ぶらしい)へのルートを聞くと、
なんとバスに乗って行かねばならない距離らしい。
その往復をすれば、最悪アメリカ行きに乗り遅れるかも、と。

僕は焦った。焦りまくった。しかしWi-fiなしでアメリカは辛い。
しかももうweb予約時に決済してしまっているのでキャンセルも難しい。
僕はすぐにグローバルWi-fiのカスタマーセンターに電話。
事情を話すと、対応してくれたオペレーターの女性が神対応!
なんと、北米用の端末を急遽、僕用に、しかも第二ターミナルに用意してくれたのだ。

これには感謝。
正直、初めて使う会社だったので不安だったのだが、
この素晴らしい対応に僕は海外では今後も
このグローバルWi-fiを使うことを誓った。

そんなトラブルを経て、やっと出国審査。
(その前に現金用のポーチと機内用の枕を無印良品で購入)

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最初の行く先はテキサス・ダラスの「ダラス・フォートワース空港」。
搭乗するはAmerican Airlineのボーイング777だ。
思えば前回はDELTAの747に乗れたのだが、席が狭くて大変だった。
今回は前回よりは広い座席。ちょっと安心した。

さて、ダラス行きの飛行機はターミナルを離れるも、
離陸の大渋滞で少々遅れてのテイクオフ。アメリカへと飛び立った。
昨年も同じだったが、この「日本を離れる」というアクション、
ちょっと感慨深いものがある。「行ってきます!」的な気分にしばし浸る。

DELTAの時と違い、AAのキャビンアテンダントは日本人も多く、
あまり英語を使うことなく機内サーヴィスを受ける。

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機内食もまずまず。
ちょっと不満だったのは、待望の映画タイムを楽しもうとしたのに、
ディスプレイの調子が悪かったこと。そんな中、やっと映ったMADMAXを鑑賞。
家内と映画館で見た思い出をリフレインしながらアメリカへのフライトは続く。

時間にして約12時間。
やっとダラス、テキサスに到着だ。
テキサス。西部劇好きの親父が「駅馬車」なんかで観ていた街。
そこに息子の僕が来るなんて、思ってもいなかった。

さて入国審査。
これには毎度緊張するのだが、ここダラスでは手続きが機械化されていた。
チケットやパスポートをスキャンし、日本語対応の機械で情報をプリントアウト、
それを持って面接官との一騎打ち(大袈裟)、対面の審査へ。

訪米の目的を聞かれ「んー…。ビジネスかな」と答えると
職業を聞かれたのでフォトグラファーであることを告げる。
すると「どんなものを撮ってるんだ?」と質問されたので、
「バイクとかバイカーとか…」と答えると、
「ふーん…」という顔をされ、パスポートにスタンプ押印。
ははは。どうやら僕の被写体に興味なかったか。

こうしてあっさりとアメリカ入国。

LGA(ニューヨーク・ラガーディア空港)へのトランジットまで一時間半。
チェックインだけ済ませて空港内でテキサスを感じようと思ったのだが、
係員のお姉さんに「トレインに乗ってターミナルまで行ってね」と言われ、
「え?トレイン?!」と驚いて聞き返した。

そう。ダラス・フォートワースはとても広いのである。
僕の乗るターミナルまではモノレールに乗らねばならなかった。

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モノレールには10分は乗っただろうか。
この広さにはさすがに面食らった。
「トレイン」を聞き逃したら大変なところだった。

そして無事に午前10時のLGA行きに搭乗。

いよいよNYC入りだ。
僕は通路側に座っていて、隣には笑顔が素敵な金髪女性。
その奥、窓側には僕と同年代と思しき男性が座っていた。

フライトも中盤を越えた頃、隣の女性が僕に話しかけてきた。
「ねぇ、見て!彼の足元!」指さすのは、窓側の男性の足元だった。
その先には、なんともキュートな黒いラブラドールがいた。

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驚くのと同時に、僕らはこの黒ラブにすっかりと癒されていた。
彼(彼女?)はとてもおとなしく、座席の下に座っていた。

ちょっと緊張を伴ったNYC到着前に、癒しの時間をありがとう。

そして飛行機はついに、LGAへアプローチ。
眼下にはニューヨークの街並みが見えてきた。
この街で5日間を過ごすのだ。ちょっと武者震い。

現地時間、14時半。
AA1371便は無事にLGAへランディング。

同時に、僕のニューヨーク再訪が始まった!



続く
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by steeldog_79 | 2015-10-17 15:07 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★Prologue★☆

怒涛のフジロック参戦を終えて。
僕はまたいつもの日々に戻っていた。


8月。

毎年この時期は暇だ。
印刷会社や出版社が軒並み夏休みに入る8月は、
下請けの下請けである僕らフォトグラファーも仕事が減るからだ。

ところが今年はありがたいことに仕事が続いた。
ほぼ休みらしい休みもないまま盆に突入し、
盆明けにもすぐさま仕事が入る。

来た仕事は断らなかった。
なぜなら、9月にちょっとしたイベントが控えており、
それに備えてたくさん仕事をこなしたかったから。

昨年に引き続き、2年連続2度目のアメリカ行きが決まっていたのだ。


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初めて憧れのアメリカを体感した昨年の夏。
35年も憧れておきながら、行ったことのなかった国。
あの旅は、一瞬一瞬すべてが強烈な思い出となった。

ミネソタでの結婚式を終えてニューヨークに行った時、
「せっかくアメリカに来たのだから、ひとつでいいから"仕事"して帰りたい!」
そう思った僕はWebマガジン「Street Ride」のI氏に連絡を取った。

ニューヨークには、福岡出身のカスタムビルダー・佐々木ケイノ氏がいる。
彼を取材するという提案に、I氏は即、GOサインを出してくれた。
ケイノ氏にコンタクトを取り、彼が営むKEINO CYCLESを取材させていただいた。

さらに取材後、ケイノ氏から他にもこの街で働く日本人がいることを知らされ、
マンハッタンのダウンタウンにある「Sixth Street Specials」のチーフメカニック、
FUMIくんと出会う。そして急遽、彼のことも取材することができた。

Streetride "KEINO CYCLES"
Streetride "Sixth Street Specials"

この取材時、ケイノ氏が毎年秋にカスタムイベントを主宰していることを知る。

ニューヨークで。
日本人ビルダーが。
カスタムショーを主宰している。

日本人として、福岡に住む人間として、とて誇らしいことに思えた、

これはいつか取材したい!!
またニューヨークに戻れたなら、
日本のメディアとしてこれを取材したい!


それから年を越して、今年の夏。

やっぱりまたアメリカに行きたい!
ケイノ氏のショーをこの眼で見て、写真に収めたい!

その思いはやはり変わらず、僕は家内にアメリカ行きをプレゼン。
彼女は「行っといで」と、快く留守番を引き受けてくれた。


ショーは9月19日。
僕はエクスペディアでチケットを確保。
ホテルも出発直前にどうにか押さえた。

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かくして、17日出発〜22日帰国という、
かなりの強行スケジュールでのツアーが確定。
僕は再びアメリカの地を踏むことに興奮を抑えられなかった。

出発前に仕事を片付けるべく、
前日までバタバタと過ごす。
旅の準備を始めたのも出発前日。

当然のことながら、前夜は全く眠れなかった。


いよいよ、僕にとって人生2度目のアメリカツアーが始まる!!



続く
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by steeldog_79 | 2015-10-05 17:42 | ひとりごと。 | Comments(0)

神に逢う旅 〜フジロック参戦記〜 #09 FINAL

続き


あの7月24日・僕にとっての「狂乱の1日」から2ヶ月。

未だに、僕はあの日を思い出す。

あの日、僕の目の前にレミー・キルミスターがいて、
フィル・キャンベルがいて、ミッキー・ディーがいた。

CDでしか聴いた事のなかった、とてつもなくノイジーな声とベース、
そしてそれを支える荒々しくもセクシーなギタープレイ、
凄まじい熱量を持った高速のドラミング…
その全てが、手を伸ばせば届きそうな場所にあった。

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それを真剣に思い出そうとすると、
あの日の苗場のグリーンステージが脳内に蘇って、
僕は心臓のあたりから産まれる寒気に似た興奮感に身震いを覚える。

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すごい場所だったな、フジロック。

歩き疲れたし、観たいバンドを全て観ることは出来なかったけど、
あの苗場の山中での体験は、かつて山に登っていた頃でも知り得なかった、
山と音楽との不思議なシンクロニシティ。
僕の人生でも、なかなかにレアな体験だった。

山間に響くロックの、なんとも美しいことよ。

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また来るよ。
いつか、ね。
フジロック。


さて。

あのライヴから1ヶ月。
モーターヘッドは待望のニューアルバムをリリースした。
活動40周年の記念碑となるアルバムのタイトルは…

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Bad Magic !!!

ニューアルバムの中でも相も変わらず。
三人はモーターヘッドらしい音を奏でてくれている。
今年ついに70歳を迎えるレミーも、相変わらずブッ飛んでいる。

発売日以来、僕のクルマの中では
毎日彼ら3人が鳴らすロックンロールが響いている。


13曲を一気にかき鳴らしたあのフジロック以降、
レミーのコンディションは決して良くはない。

とあるライヴでは、3曲ほどでステージを降りてしまったという。
健康不安説はネットでも頻繁に見かけるようになった。

でも。

僕は信じていることがある。
それはフジロックで、レミーが言った言葉だ。

「また会おう」

彼は確かにそう言った。

また日本に来てくれて、またラウドにプレイしてくれるなら最狂に嬉しいし、
もし「もう限界だから最後のツアーを演る!」って言うなら、
僕は家内を必死に説得して(これが難関だ)アメリカへ行くだろう。

なによりも…

またあの言葉を、レミーの口から聴きたいんだ。

"We are Motörhead!!
And we play
ROCK AND ROLL!!!"

(俺たちはモーターヘッド。ロックンロールを演る!)

ありがとうモーターヘッド。
ありがとうフジロック。

I Hope See You Soon!!!



おわり



Photo & Lyric by マツモトカズオ
(*僕の駄文を最後まで読んでくれた貴方にも感謝を!)
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by steeldog_79 | 2015-10-02 00:37 | Report | Comments(2)

神に逢う旅 〜フジロック参戦記〜 #08

続き


怒濤のロックンロール・デイが明けた、翌25日。
僕はホテルで目覚めると、早々に荷物をまとめて出立。

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このホテルが取れたのは福岡での良縁がキッカケだった。

いつもお世話になっている某ホテルがあるのだが、
そのホテルは東京と新潟に支店をお持ちなのである。
そのコネクションで駐車場に車を停めさせてもらったのだが、
夜は車中泊しようとしていた僕に「部屋、取りますよ!」と
わざわざ新潟に連絡を入れてまで部屋を押さえて頂いた。

おかげさまで、狂乱の夜の後を布団の中で過ごすことができたのだ。
多謝!これからもこの御仁には頭が上がらない。

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車のエンジンをスタートし、苗場を出発。
フジロックで染まった街、苗場を去るとき、
ちょっとした寂しさを抱えた。
でも…きっとまた来るよ!

一路、長岡へ。
一泊目の夜をここ長岡で過ごしたのだが、
実はそのとき、この街にとんでもない施設があることを知る。

「山本五十六記念館」である。

僕が敬愛して止まない旧日本海軍・山本五十六元帥。
彼の地元はここ長岡だったのだ。
帰りにぜひ寄ろうと決めていた。

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ここで見た事、聴いた事。それはいずれここで語りたい。
ここに収まりきらぬ程に大変な感銘を受けた。
ひとつ言える事は、御大が如何に素晴らしい人間であった事か、
それを再認識したと同時に、更なる敬意を抱いたという事。
また、いずれ必ず…。

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その後新潟市内で、お世話になった御仁に土産の日本酒を買い、
新潟空港滑走路近くの川辺でのんびりと過ごし、
レンタカー返却の後、福岡へフライト。

日本海側の景勝地を窓から存分に眺め、
(佐渡〜能登〜米子〜角島)
無事に福岡へと帰還した。

2015・フジロックフェスティバル。

僕の「神に逢う旅」は、
その全ての旅程を終えた。



最終話に続く。
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by steeldog_79 | 2015-10-01 00:05 | Report | Comments(0)


しゃしんとばいくと。


by steeldog_79

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