ニューヨーク、再び。  ☆★ #09 Brooklyn bridge & WTC★☆

続き


インヴィテーショナルの翌日。
僕は早起きしてホステルを出た。
明日は帰国の途。今日がNYCを歩く最後のチャンス。
せっかくなのでブルックリン・ブリッヂに行ってみたくなったのだ。

ホステルを出て、メトロの駅まで歩く。

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NYCでは(ここだけじゃないけれど)家の前に路駐が当たり前。
しかもかなりタイトな縦列駐車をしているものだからだろうか、
バンパーにラバー製のオムツのようなガードをつけている車が多い。

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そりゃあこれだけ窮屈に停めていれば、
時には当たってしまうこともあるんだろう。
それを気にする人間はオムツ着用なのだろう。

「車を出したくても前後が詰まってて出せない時はどうするの?」
そんな疑問をNYC在住の人間に聞いてみたところ、
「車の持ち主に頼んで移動してもらう」とのこと。
なるほど。近隣とのコミュニケーションは不可欠だなぁ。

しばらく歩き、メトロのRalph Av.駅に到着。
ここからマンハッタン方面へ向かう。

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カメラでいろいろ撮っていたら、黒人の青年に話しかけられた。
「やぁ、いいカメラ持ってるね。俺もニコンの一眼レフを持ってるんだ」
(ちなみにアメリカ人に「ニコン」と言っても通じない。「ナイコン」と発音する)

しばらくカメラ談義が進む中、僕がフォトグラファーだと伝えると、
「背景をボカすにはどうしたらいいんだ?」と質問された。
んんん〜…。日本語なら簡単に説明するんだが、ここは英語で答えねばならない。
ズームを使う方法とか、絞りを開く方法とか…なんとか伝える努力。

どうにか通じたらしく、彼は笑顔で「Thanks!」と言ってくれた。
いやぁ、いい時間だった。なんだか嬉しいコミュニケーションだった。
同時に「もっと英語を学ばないといかんなぁ」と反省もしたんだけど。


さて、間もなくして電車が来て、目的地へ向けて発車した。
日曜の朝のメトロは意外なほど空いていて、快適に目的地へ。
降りたのはYork駅。ブルックリン・ブリッヂの最寄駅だ。

ここから僕は思いっきり道に迷う。
通るはずの道が工事中で、かなり迂回を強いられたのだ。
それでもどうにかブルックリン・ブリッヂのスタート地点にたどり着いた。

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この橋は歩道と車道が別体になっていて、
木製の歩道は歩いて渡ることができる。
せっかくなのでマンハッタンまでこの橋を歩いて渡りたかったのだ。

早朝の橋には観光客や地元のジョガーたちがちらほら。
写真で何度も見た橋を今まさに渡っている感慨に浸りつつ、
巨大な橋脚のふもとにたどり着いた。

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…美しい。

素直にそう思った。
このシンメトリー感。
圧倒的な存在感。

歩いて渡ってみてよかった。

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今日は何かの記念日だったのだろうか、
車道をFDNYの消防車とハーレーがホーンを鳴らして走り抜けた。

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橋のワイヤーには南京錠がたくさん架かっていた。
ははは。日本の観光地でも見かける光景だね。
カップルがここで永遠を誓い合ったんだろうな。

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ふたつ目の橋脚が見えるころ、
眼前に美しい、真新しいタワーが見えてきた。
あぁ、あれがワールド・トレード・センターか。
直感的にそう思った。

14年前、僕はバイク事故に遭って四国で入院していて、
その病室のテレビであの事件を目撃した。
その瞬間が脳内でフラッシュバックした。

間もなくしてブルックリン・ブリッヂは終点を迎え、
僕は再びマンハッタンへ降り立った。
WTCが視界の中に近づいてくる。

ふと足元を見たとき、こんな落書きが目に入った。

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"REBUILD OUR EMPIRE"
アメリカ人の、ニューヨーカーの心情というか、
心の髄の部分の強さを感じたような気がした。

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WTCのそばに、ウィンドウにハーレーが飾られた店があった。
"9/11 MEMORIAL PREVIEW SITE"
911関連のミュージアム&ショップだ。

バイクは、ハーレーが大好きだったJamesという犠牲者のバイクだという。
ツインタワーが描かれた鮮やかなそのバイクは、
しかしどこか物悲しくその場に鎮座していた。

ショップには様々なメモリアルグッズが販売されていた。
もう14年も前の悲劇。しかしそれを決して忘れないという、
この国の国民の意思を至るところから感じさせられた。

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"NEVER FORGET"

真新しいWTCビルの前には、
スターズ&ストライプカラーの横断幕が掲げられていた。


決して晴れやかとは言えない気持ちを抱えてはいたが、
この場所に来ることができて良かったと思う。
次にNYCを訪れるときは時間をかけて、
911関連の場所をしっかり記録してみたい。



続く
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# by steeldog_79 | 2016-02-01 20:48 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #08 The Brooklyn Invitational ★☆

9月19日。

いよいよBrooklyn Invitational 当日がやってきた。
相変わらず劣悪なホステルを早々に出発し、
近くのデリでハムサンドを買う。

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今回のワーストメモリーだと先述したホステルだが、
ひとつ素敵なポイントを挙げるとしたら、
ここのデリのサンドウィッチは結構美味かった。

僕は毎朝ここでサンドウィッチをオーダーしていた。
客も店員も南米系でスペイン語が飛び交うため、
僕以外のみんなが話す言葉はさっぱりわからなかったけど。

全然時間通りに来ないバス。
15分くらい待ってやっと来たバスに乗って会場へ向かう。
Google Mapのおかげで乗り換えもスムーズにこなし、
目的の場所へたどり着く。

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ROOT studio BROOKLYN。
かつて、ケイノさんの師・INDIAN LARRYのショップがあった場所だ。

写真スタジオなのだが、そのサイズはなかなかのモノ。
白ホリゾントのスタジオが4面もあり、機材も凄まじい品揃え。

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スタジオライティングからアイデアを得た照明器具など、
なんともクールなスタジオ。いちカメラマンとして、しばし圧倒される。

いつかこのスタジオで撮影してみたいものである。

このスタジオの中で開催されるInvitational。
ケイノさんは慌ただしく会場の準備をしていた。
それをちょっとだけ手伝ったのち、時刻は午前9時。
メディアの為に設けられた取材時間になった。

アメリカや各国のメディアとともに撮影を開始する。
正直、テンションが上がる。海外で、他誌のカメラマンと仕事。
こういう仕事のスタイルを夢見てたからなぁ…。感慨深い。

展示されたバイク27台もすごいラインナップ。

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全米の、そしてドイツや英国や日本の…
高名なビルダー達のマシン達が白ホリのスタジオに整然と並んでいる。

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入っていきなりライアン・グロスマンのナックル"The Graped Ape"。

伝説のビルダー&ペインターDean Lanzaの名作「Quick Silver」を復活させた、
Vintage Dreamのライアン。この Graped Apeも Dean Lanzaの作品。
なんだろう。この手のサヴァイヴァーには妖気のような雰囲気がある。

そんな妖車の向かいに現行アグスタのレーサーが並んでたりする。
これがこのBrooklyn Invitationalの醍醐味。
歴史的背景とかバイクのジャンルなんかを全て超越した、
クールなモーターサイクルが整然と並んでいる。

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足元にはJUNさんが手がけた無垢のネームプレートが鎮座するのみ。

マシンの周りには一切の修飾が排され、
純粋にバイクのみを"鑑賞"する。
この日限りのモーターサイクル・ミュージアム…!

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こちらはEhinger KraftradのUwe Ehingerが手がけた"Speedster"。
まさか、実車を眼前で見られるとは思わなかった。
造形の細やかさやデザイン、ギミックの独創性は、
なんとなく「あぁ、ライカを生んだ国の作品だなぁ」と思えた。

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その隣には日本人の作ったモーターサイクル。
Brat Styleの Go Takamine氏の"Chout"。
27年スカウトのフレームに、40年代チーフのモーター。
これもUweのバイクと同じく今年のBORN FREEに出展されたバイク。
ネットや各誌で目にしていたが、それが目の前にあるという興奮!
ご本人にも会うことができたのだが、実に快活なナイスガイだった。

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さらにはChabott EngineeringのShinya Kimura氏のCB。
これもメタルワークが凄まじい!なんというか、絶妙な「ハンドメイド感」というか、
ちょっとした曲線だったり歪み(無論、人為的に作られたモノ)なんかが、
木村氏がこのマシンを製作しているシーンを夢想させてくれる。
ご本人は残念ながら来場できなかったらしいのだが、
いつか取材&撮影させてもらいたい日本人の一人だ。

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繰り返しになるが、そんな旧車ベースのカスタムマシンのすぐ隣に、
こんなハイパフォーマンス・マシンが並んでいたりするのが楽しい!
これはRoland Sands DesignがVICTORYと共に、
かのPikes Peak Hillclimbに挑んだというマシン。

ところで、日本ではちょっとしたカスタムに"RSD"のパーツを見受けるが、
果たしてRSDのパーツを装着したマシンに乗っている日本人の何割が、
ローランド・サンズという人を、ブランドをちゃんと認識しているのだろうか。
何かを纏う時は、そのバックグラウンドも知っておくべきだ。
そうすると、もっとRSDに敬意を覚え、愛するようになる。…そんな気がする。

さて、ここで僕が最も会いたかった、再会したかったマシンを紹介したい。

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ケイノさんが昨年製作した"Rhapsody in Blue"だ。
YAMAHAヨーロッパのYard Build Projectに於いて、
Keino CyclesにXJR1300のカスタムオーダーが入ったのは昨年の話。
僕が昨年お邪魔した日、その日こそ、このバイクが完成した日だった。

YAMAHAとの契約上、その時は撮影することができなかったのだが、
今年のInvitationalのタイミングでヨーロッパツアーから凱旋。
ついに日本のメディアとして"Rhapsody in Blue"を撮影できた。
ブルーをベースとした、YAMAHA伝統のストロボカラーが美しく、
フォークのギミックやメタルワークにケイノさんの技術とセンスを垣間見る。
この一枚を撮影した時、偶然に天窓から陽光が差し込み、
スポットライトのようにブルーの車体を輝かせた。
「カッコいいわぁ…!」素直にそう思った。

このバイク、このあと売り出されるらしい。
欲しいなぁ…。似合わないけど。
これに乗れる人間は幸福だよ。本当に。


さて。

展示会場のオープンは13時。
同じブロックで現・Indian Larryのブロックパーティが開催されており、
この界隈はなかなかにヘヴィなバイク渋滞が発生していた。

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ROOT Studioの前にも開場を待つ連中が列を成していた。

そして開場。
27台のマシンを観るべく、フリークたちが展示会場になだれ込む。

展示エリアの対極にあるスタジオには物販スペースがあり、
そこでTATTOOだったりショップブースが並んでいる。

その一角で、スタジオでの開催らしく
フォトセッションが行われていた。

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フォトグラファーのJames Stoneのフォトセッション
来場者を黒と白の背景で撮影している。
これは例年の恒例イベントらしく、撮られたい連中が列を作っていた。
僕はJamesに許可をもらって撮影シーンを見せてもらった。
今までに日本で見た撮影シーンとは全く違う撮影。
ライティング云々はもちろんだが、色々と勉強させてもらった。

会場の外もなかなかに興味深かった。
前日のBlack Bear BarでもたくさんのChopperを見かけたが、
今日はその何倍ものバイクがこの界隈にあふれていた。

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バイクが並ぶストリートの視界の先には、マンハッタンの高層ビル群。
このコントラストがたまらない。NYCのショーだということを再認識させてくれた。

ここで子供とタンデムしたFLTRを撮ったのだが、
それから一時間後くらいに会場内で彼らに話しかけられた。
「なぁ、さっき俺たちのこと撮ってたよな?」

僕は一瞬、撮影したことを怒られるのかと思ったのだが…。
彼は名刺を僕に手渡し「あの写真、くれないか?ぜひ欲しいんだ!」
わははは。緊張し損。息子とのバイクでの2shot、画面で見せたらすごく喜んでくれた。
僕はメールで送ることを約束した。いいなぁ。こういうコミュニケーション。


展示会場、ストリート、INDIAN LARRYのブロックパーティ会場…
いろいろと歩き回っているうちに、どうにも体調が優れないことに気づく。
なんだか眠さとダルさに、一気に襲われたような感覚。
…絶対あのファッキンな宿のせいだ。寝不足と時差ボケでフラフラだ。

しかしこんな取材を今後何度できるかわからない。
こんなことでへこたれてなるものか!奮起して撮影再開。

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日が沈んでからも会場は熱気を失わない。
むしろ、ライティングにより雰囲気を増した展示会場では、
昼間よりもバイクが美しく見えた気がした。

ここで、ケイノさんとGOさんの2shotを撮影。

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ケイノさんはNY。GOさんはLA。
日本人がアメリカで認められ、リスペクトされている。
一介の日本人として、フォトグラファーとして、
やはり誇らしい気分に包まれた。

本当に思う。
ここに、BROOKLYN INVITATIONALに来ることができてよかった。

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日本からNYCへ。はるばる旅して辿り着いたのは、
数人の日本人が、アメリカ人たちと肩を並べていた場所。
すごい場所だった。誇らしくさせてくれた場所。ここに来れてよかった。

そして20時過ぎ。
僕はリタイヤ。疲労と睡魔の限界で。わはは。


充足感を胸に、例の宿に戻った僕は、
文字通り「死んだように」眠った。

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続く
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# by steeldog_79 | 2015-12-10 17:26 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #07 Sixth Street Specials ★☆

セントラルパークから、地下鉄"F"ラインに乗り込んだ。
マンハッタン、ミッドタウンからダウンタウンへ移動するのだ。

ちなみに前回の渡米時は田舎者丸出しで観光マップを広げていたのだが、
今回はかなり力強い味方、iPhoneのGoogle Mapに助けられている。
目的地を入力すると、地下鉄からバスから徒歩から…
様々なルートの選択肢を与えてくれるGoogle Map。
Wi-Fiさえ繋がれば、このMap片手にどこへでも行ける。
なんとも素敵なアイテムである。

2nd Ave駅で下車し、地上へ。
すぐに目に飛び込んできたのは、壁に描かれたグラフィック。

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ははは!目玉の親父だ。
街の中で親父に出会えたのは鳥取の鬼太郎ロード以来だなぁ。

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ダウンタウン。
ここは、華やかなミッドタウンとは明らかに様相が違う。
昔は観光客が一人で歩くなんて考えられない場所だったとか。
この「下町感」は決して嫌いではないけど。

そういえば、NYCでは以外とISUZUや日野のトラックを見かける。
日本車は世界都市でもガンガンに走っているのだ。

さて、徒歩で10分くらいだろうか。
僕は目的地へたどり着いた。
東海岸のトライアンフ乗りなら誰もが知るレジェンダリー・ショップ、
Sixth Street Specialだ。

ここのメカニックはFumi。僕と同じ歳の日本人だ。
店内に入ると、ハグで迎えてくれた。

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地下のファクトリーで近況を話し合う。
NYCに移り住んで10年ほど。彼はすっかりニューヨーカーだ。
この街の名のある単車乗りなら、Fumiの名を知らない者はない。

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Fumiの師匠である、Hughにも会えた。
背の高い飄々としたオールド・マン。
伝説的メカニックにして、現役のフラットトラックレーサー。
握手した時には、ちょっと震えた。感激でね。

翌日にBROOKLYN INVITATIONALを控えた今夜は、
ブルックリンのBlack Bears Barで前夜祭が行われるらしい。
僕は行く予定がなかったのだが、FumiとHughが行くということで、
じゃあちょっとだけ、と顔を出すことにした。

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Fumiは婚約者のAsamiを迎えに行ってから向かうとのことで、
相変わらずコンディションのいいトライアンフで先に出た。
僕はバスに乗り込んだ。

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初のNYCバス。
トレーラーのような二両編成のバス。
金曜の夕刻ということもあり、なかなかに混雑している。

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このバス、日本のバスと決定的に違うのが
「次は⚫︎⚫︎です」的なアナウンスが一切ないということ。
僕はFumiに教わった停留所をミスしないようにGoogle Mapとにらめっこ。

さらに、降りる時に自動でドアが開いたりもしない。自分でドアを押すのだ。
たまたま僕より先に降りる客がいたからそのシステムがわかったけれど、
知らなかったらパニックだったなぁ。おっかない。

そこから地下鉄に乗り換えてブルックリンへ。
(ちなみにここで乗り口を間違えて慌てて正しい乗り口へ向かったのだが、
一度改札を出たメトロカードで同一の改札はくぐれないらしく、
結局シングルライドチケットを買い直して乗るというトラブルに。
迷いかけた僕を親切に案内してくれた好青年に感謝!)

さて、ようやくBarに到着。
ここは明日のショーのFounderであるJeffの彼女、
サイドカーレーサーでもある(!)Jessicaが営む店。

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パーティはDICE magazineが主催している。
その名もDICE PARTY。INVITATIONALの前夜祭だ。

Barの前には、この街のChopperが全部集まったかのような単車の群れ。

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いやぁ、なんとも…。アメリカで見るChopperってかっこいい。格別だ。
それもBROOKLYNのBarの前なんてシチュエーション。かっこよすぎる。

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BarでFumiと再会。去年は会えなかったAsamiにも会えた。

いやはや、なんともクールな時間だった。
翌日へのテンションも上がったところで僕は帰路へ。

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すっかり慣れつつある地下鉄移動でねぐらへ帰った。

そして例の臭いベッドで就寝。
いよいよ明日は、BROOKLYN INVITATIONALだ。



続く
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# by steeldog_79 | 2015-12-03 13:44 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #06 Central Park ★☆


さて、セントラルパークへ。

昨年もここに行って、散々歩いて迷って…
だけど日本の公園にはない体験をたくさん得ることができた場所。

8番街を北上し、パークへ向かう。

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途中、日本人の経営と思しきラーメン店を通過。

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さらにサッポロビールのトラックも通ったりして、
マンハッタンのど真ん中で日本を感じながら歩く。

おしゃれな人が多いと言われるニューヨーカー。
しかしながらぶっ飛んだファッションの人も多い。
例えばこの人。

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ボクサーブリーフに、ダルダルに伸びきった真っ赤なタンクトップ。
バンダナを頭に巻いて、肩掛けのショルダーバッグを提げ、
スニーカー姿でマンハッタンを闊歩。

これは…"おしゃれ"…なのか?

おしゃれに疎いからなぁ。
少なからず、僕には理解できないファッションかな。わはは。

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さぁ、最後の横断歩道を渡ってセントラルパークへ入る。

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相変わらずのセントラルパーク。
この広大な公園で、みんなそれぞれの時間を過ごしている。

日光浴、スポーツ(クリケット?)、金曜の昼間に結婚式!も。
馬車なんかが走ってるのもここならでは。

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公園の横には高層ビル。
大都会の箱庭は、やっぱり素敵な場所だった。

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そうそう。野良猫を滅多に見ない代わりに、
ここでは野良リスがいっぱい。
かわいいものである。

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大道芸人もいっぱい。
ニューヨーカー、世界中からの観光客、
様々な人が訪れるこの場所は、
パフォーマーにとっても最良の場所なのだろう。



その中でも彼はとてもクールだった。
目から上にスカーフを巻き、上半身裸でひたすらにドラムを叩く。
公園に響き渡るドラムのサウンド。かっこよかったなぁ。

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公園の芝生に座り、重い重い荷を降ろす。
ドラッグストアで買ったモンスターを飲み干した。
(実はCoorsも1本ね。わははは。)

ここへ来た目的は、
「セントラルパークの犬たち」。
ここには散歩している犬と飼い主がたくさんいる。
彼らの写真を撮り、インタビューしてみたかったのだ。

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結局、9組のインタビューに成功。
この街の犬事情を垣間見ることができた。

内容は雑誌に掲載されるかもしれないので伏せておくが、
中学生レベルの英語でも何とか会話できることを実証。
でもまぁ…やっぱり英会話の勉強をしたいとあたらめて思った。

その中の、最初にインタビューした飼い主さんと、
まさかのネタで盛り上がったことを記しておこう。

彼は僕が日本のフォトグラファーであることを告げると、
自分も上司が日本人で、日本のことはよく知っていると話してくれた。
そして「今回の安保問題についてどう思う?」とまさかのコアな質問。
(この頃まさに日本では安保法案について紛糾していたのである)

彼は続けて「難しいよなぁ。もちろん平和であることは大事だけど、
中国がベトナムやフィリピンにも領海を広げようとしているだろう?
日本もセンカクから中国を"Push up"しないといけないしなぁ」

驚いた。アメリカ人は極東の問題など気にしていないと思っていたから。

たくさんの人が各々の時間を過ごしているセントラルパーク。
いろいろな出会いがあるものである。

そうそう。ここでは同業者にも会えた。
ニューファンドランドを連れたマダムは僕のカメラを一瞥すると、
「私もフォトグラファーよ。あなたと同じカメラを使っているわ」と。
僕は何故にこんな大荷物を背負っているか、彼女にホステルの話をした。
すると彼女は「HOTEL TONIGHT」というサイトを教えてくれた。
これは現在地や指定の場所から最寄りの空室を検索してくれるサイト。

のちにこのサイトには、大変に世話になる。
まったく、出会いに感謝!である。


夕刻、たくさんの出会いと体験に感謝し、
僕はセントラルパークを後にした。

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やはり楽しい場所だった。
必ずまた訪れよう。


さて、次の目的地へ向かう。
僕は地下鉄に乗り込んだ。



続く
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# by steeldog_79 | 2015-11-09 15:54 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #05 B&H ★☆

マディソンスクエアを横目に、8番街から9番街へ向かう。

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途中、UPSのバンが通りに停まっていた。
NY、ことマンハッタンでよく見かけるこのバン。
運転席にはドアが無い。要らないってことなんだろうな。
いちいち開け閉めが面倒なのだろう。発想がアメリカだなぁ。

さて、目の前には目的地が見えてきた。

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B&H Photo Videoである。

マンハッタンにあるこのショップは、写真関係用品のメガストアである。
世界的にも有名なこのショップ。僕はどうしてもここに行きたかった。

私事だが、実はこの秋に新しいスタジオを作った。
そのスタジオ設備の一部をここに買いに来たのである。

アメリカはじめ欧米産の写真用品は、
日本で買うととんでもなく高価だったりする。

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例えば、マシューズというメーカーのライトスタンド。
これは非常に多機能な照明スタンドで、スタジオ必需品なのだが。

これを日本で買うと約3.5万円〜5万円はする。
ところがB&H価格だと、$138(日本円で約17,000円)なのだ。
このように、半額程度で買えるモノが極めて多い。
せっかくニューヨークへ行くのだから、ここで直接現物を見て買い物をしたかった。

店内に入ると、そこはもう…カメラ用品の天国のような空間。
日本では現物が見られないようなモノが所狭しと並んでいた。

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目的のマシューズも…ワォ。なんとも魅力的な品揃え。

さっそく店員さんを捕まえて欲しいモノをリストしていく。
対応も丁寧で、こちらの下手な英語にも付き合ってくれるナイスガイだった。
前日にケイノさんから「あそこはジューリッシュ(ユダヤ人)の店だから、
けっこう値段交渉できるかもよ」と聞いていたので、さっそく値段交渉。

しかし、僕が買おうとしていたモノはプロフェッショナル用であることや、
そもそも表示価格が激安だった事もあり、値引きは難しいと言われる。
それでも交渉していると、黒人のマネージャーが出てきた。

いかにも上司らしい、堂々とした佇まい。僕は少し緊張を覚えた。
そんな彼は僕の買い物リストを見ると、僕にこんな提案をしてくれた。

「あなたが買おうとしているスタンドは非常にいいスタンドだけど、
もしスタジオから出て移動して使うときの携帯性に乏しい。
もっと携帯性に優れて使い易いスタンドがあるのでこちらにしませんか?
値段は少し高くなりますが、その分の金額を値引きさせてもらいます。
以上が私の提案です。いかがでしょう?」

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素晴らしい提案。ぐうの音も出ない申し出に僕は「OK!それでお願いします!」
するとマネージャーは僕の手をガシッと握りしめ「ありがとう!Mr.マツモト!」
買い物の控えを手渡され、レジにて会計を済ませた。

これにて任務完了!欲しかったスタジオ用品は買うことができた。
(ちょっと疲れたけどね…。英語を使う事に頭を使いすぎて。わはは…)

せっかく来たので、2階でも買い物。
今所有しているカメラバッグより一回り小さいモノが欲しかったので、
2階のバッグコーナーへ行って黒人の女性店員に話しかける。

「カメラバッグを探してるんだけど…」
「どのくらいのサイズのモノがいいの?」
「うーん。カメラ1台とレンズ2本とストロボ入るくらいかな」
「カメラはEOSね。レンズは何ミリを使うの?」
「16-35mmと、70-200mmかな。ストロボは580だね」
「OK。そうねぇ…じゃあこれはどう?」

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彼女が勧めてくれたのはイタリア・マンフロット社のバッグだった。
値段も$49ドルとお手ごろだったので購入を即決。
しかしここの店員はデキるなぁ。知識も対応もバッチリだ。

こうして、僕のB&Hショッピングは無事に完了した。

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ちなみにシッピング(送料)は結構な金額になったのだが、
それでも国内で買うよりは圧倒的にお得な買い物ができた。
すごいなぁB&H。また買い物に来たいものだ。

商品はブルックリンの倉庫にあるらしく、そこから日本に送ってくれるらしい。
今回の買い物は帰国後に届くのだが、その話はまたいずれ。

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B&Hを出ると、一台のハーレーが停まっていた。
スプリンガーソフテイル。ファットボブフェンダーにハードケース。
ダービーカバーに103って書いてあったけど…本当かな?
なんともアメリカらしいバイクに、買い物の疲れも吹っ飛んだ。

さて、今度はマンハッタンを北上。
次なる目的地・セントラルパークへ向かう。


続く


追記:
B&Hで買った例のマンフロットバッグだが。

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調べてみると、なんと日本国内では¥27,000で売っているらしい。
ほとんど1/5の金額。うむ、いい買い物をしたものだ☆

B&Hは通販も行っているので、気になる人はチェックを☆
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# by steeldog_79 | 2015-11-05 16:19 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #04 I'm back, Manhattan!! ★☆

"最悪なホテル"での第一夜が明けた。

「絶対にこんなベッドでは眠れない…!」と思っていたのだが、
さすがに20時間の空の旅と時差、それに精神的疲労のせいか、
僕はバッチリと眠ることができたようだ。そんな朝6時。

向かいのベッドの白人の若者も目を覚ましたらしく、
目が合うと「I love you man!」とひとこと。
朝っぱらからアイラビューである。欧米だなぁ。
彼は仕事を探しながら旅をしているらしく、
ここに長期滞在中。あと2週間はいるとか。
荷物を置いたまま帰ってこない日もあった。
そういう使い方をするぶんには、ここもアリ…なのかな。

さて。今日はマンハッタンへ行く日。
僕は身支度をすると、スーツケースと服だけを置いて出発。

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黄砂やPM2.5のないアメリカの空は果てしなく青かった。

地図で調べると最寄駅はMytle駅。
そこからマンハッタン行きの地下鉄に乗る。

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これが一週間乗り放題、メトロカード。

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さすがは都会。程なくして列車がやってくる。
金曜の朝の地下鉄に、僕は乗り込んだ。

f0214531_10275885.jpg

f0214531_1028255.jpg
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ブルックリンやクイーンズを眺めながら列車は走る。
こういう街中のグラフィックスなんかを見ていると、
あぁ、アメリカだなぁ、ニューヨークだなぁと実感する。

15分ほどして、列車が橋に差し掛かる。

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窓の外には…マンハッタンの街並みが見えてきた!

マンハッタンに入って、地下鉄は文字通り地下に潜る。
僕はロックフェラー駅で下車。

f0214531_10281471.jpg

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地上へ上る途中で見かけた落書き。
こういうことをする奴は、世界中どこにでもいるんだな。わはは。

そして僕は、1年ぶりにこの場所に到着!

f0214531_10282278.jpg

タイムズスクエア!
発想がなんとも田舎者だが理解してほしい。
僕にとって、ここが「NYCへ来た!」と実感できる場所なのだ。

1年ぶりにここに戻ってくれた喜び。
タイムズスクエアに座り、しばらくボーッとしながら過ごした。
顔はずっとニヤニヤしていたに違いない。

そこに30分くらいは居ただろうか。
僕は腰を上げ、荷物を背負うと南に向かって歩き始めた。
今回の旅において、とても重要な場所へ向かうために。

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ニューヨークタイムズ紙本社近くのサブウェイで朝食。

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ニューヨークに来たのに、日本にもあるサブウェイかよ!
そう思われるかもしれないが、僕は飯なんて食えればなんでもいいのだ。
サブウェイなら間違いないしね。

食事中にホームレス青年が「金がない何も食ってない。恵んでくれ」と話しかけてきた。
店内にまでこういう人が入ってくるし、店員は特に注意しない。すごいなぁ。
僕は旅行者で貧乏なのでお金はあげられないと告げて振り切った。
その後、心優しいおじさんに$2くらいもらってたけど。

昨日の晩から何も食べていなかった僕はサンドウィッチを平らげ、
またマンハッタンの8番街を南に向かって歩き始めた。

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目の前にはマディソンスクエアガーデン。

ここまでくれば、目的地はすぐそこだ。
僕はテンションを上げつつ、緊張感を抱いてその場所に向かった。



続く
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# by steeldog_79 | 2015-11-04 11:09 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #03 Worst hotel ever... ★☆

NYメトロのニッカボッカ駅を下車し、
予約したホステルへ向かって歩く。
宿の名は「ウィリアムズバーグ・ホステル」。


そもそもこの宿は、エクスペディアで予約した。
去年は家内も一緒だったので最低限の設備が整ったホテルに泊まったが、
今回は貧乏旅、しかも一人だから個室で気持ちよく眠れれば満足。
マンハッタン〜ブルックリンあたりで検索をかけた。

その時に最初にヒットしたのがウィリアムズバーグ・ホステルだった。

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トップページにはベッドにバラの花。

値段にして一泊$40程度。
昨年泊まったホテルの半額以下である。
その代わり風呂トイレは共同。そこは妥協した。
宿泊条件には「シングルベッド・定員1名」と明記されていたので、
値段に惹かれてここの予約を確定した。


10分ほど歩くと、目的地が見えてきた。
しかし…あれ?思っていたような建物ではない。

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…ボロい。
まぁいい。中身さえ綺麗であれば。

早速入ろうとすると、入り口が電磁ドアで閉じられており開かない。
すると抜群のタイミングでここのスタッフらしき若者が帰ってきた。

彼はスマホで僕の予約を確認すると、その場で宿泊費を徴収。僕を建物に招き入れた。

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ギシギシと鳴るドアを閉じ、これまたギシギシの階段を上がる。

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スタッフらしき黒人くんは、とある部屋を開け、
「君の部屋はここだよ」と案内してくれたのだが…

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??!

その部屋には二段ベッドが3つ。
まさかの6人部屋だった。

いやいやいやいやいやいやいやいや。
話が違う。話が違いすぎる。

シングルベッドは?
ベッドのバラは??


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(*予約当初のイメージ)

もちろん僕は抗議する。
話が違う。僕はシングルの部屋を予約した。
こんな部屋はごめんだ、と。

しかし彼曰く、「他の部屋は空いていない。
明日になったら空くが、今夜はここしかない」の一点張り。
土地勘の無い一介の旅行者の僕は、その条件を飲むしかなかった。

他にも突っ込みどころは満載であった。

まず、共通のトイレとバスルームは恐ろしく汚い。
毎日掃除をされているとはとても思えない。

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しかも宿泊者の憩いの場となるリビングに入り口があり、
気軽に入れるような雰囲気はゼロ。

バスルームには無料のアメニティがあると記載されていたが、
もちろん、そのようなものは一切ない。
屋外にテニスコートがあるらしいが見当たらない。
通りの反対側に公園とネットらしきものがある。…これのことか。
「近隣には無料のパーキング」、これは路駐のことだった。

僕はこんなところに泊まりたくなかった。
そんな時にさっき別れたトシさんからメールが来た。
僕は事情を話すと、トシさんはマンハッタンの会社を紹介してくれた。
なんでも、日本人を対象にした不動産会社で、格安で宿を提供してくれるらしい。

僕はすぐにその会社に連絡。部屋を探してもらったのだが…
「今NYはファッションウィークで…。どこも空いてないんですよ」

ファッションウィーク??

9月のこの時期、世界中の有名ブランドがNYで新作を発表するらしい。
その関係者とファッショニスタたちが殺到する時期ということで、
この時期のNYCのホテルは軒並み満室だという。
しかも国連総会も時期でもあり、空室はゼロ。

こ…国連総会。
そうか。国連ってマンハッタンにあるんだった。
改めて自分がNYにいることを実感。

トシさんにいろいろ調べてもらったが、結局全滅。
少なからず今夜はここに泊まらねばならない。

カメラもパソコンも現金も持ってきている僕。
ロックできる個室にモノを置いて身軽に街を歩こうと思っていたが、
とてもじゃないがこの部屋に大事なモノを置いて出かけるなんてできない。

僕は夜に予定していたトシさんとのディナーを泣く泣く断り、
シミのある、掛け布団もタオルケットも何も無い、
しかもなんだか臭い2段ベッドで眠ることになった。

ルームメイトはバックパッカーらしき白人が二人、
若い黒人がひとり、中年の白人おじさんがひとり。


結果から言うと、ここに結局3泊することになるのだが、
部屋を替えてくれることは最後までなかった。

金庫もロッカーも無いので、カメラやパソコンや…
着替え以外のモノは全て背負ってNYを歩くという、
「苦行」以外の何物でも無い試練を課されることになる。

帰国後に知ったのだが、このホステルのネット評価は最悪で、

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日本人のひとりは「個室の刑務所のほうがマシ」と投稿し、

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日本人以外の投稿も「人生最悪のホテル」「まったくおすすめしない」
とにかく「最低」との評価で埋め尽くされていた。
(と、サクラらしき高評価コメントも)

これを始めに見ておきたかったものだ。

また、周辺の治安も決して良くはなく、

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警察の使用済みCAUTIONテープが捨ててあったり、

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FUCK THE POLICE的な落書きが壁面に描かれていたり…

ワーストなことを挙げればキリがない。
なのでこのへんにしておくが。


なんにせよ、とにかく最悪の環境。
ここが自分のNY滞在基地になることに心から凹み、
しかし長旅で疲弊していた僕は臭いベッドの上で眠った。

現金の入った財布を握りしめて。



続く。
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# by steeldog_79 | 2015-10-31 19:29 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #02 Brooklyn!! ★☆

ついに、ニューヨークはラガーディアに着陸。

この田舎者が、こんなに早く大都会NYCを再訪できるとは…。
飛行機〜空港のフロアを歩きながら感慨深いものを感じていた。

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American welcomes you to New York.
そんなの言葉が妙に嬉しかった。

ちなみにNYに降り立って最初に見た広告看板が…

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「俺はラグじゃない」というWWFの強烈なメッセージ。
思わずカメラを向けて撮ってしまった。


さて。

バゲッジを受け取り、僕はラガーディアのタクシー乗り場へ。
僕と同じように、到着したばかりの大荷物を抱えた旅行者たちが大勢並んでいる。

去年はグランドセントラル駅までシャトルバスに乗ったのだが、
まず行くべきケイノさんのショップもホテルもブルックリンだったので、
普通のタクシーを拾うことにした。

しばし列に並び、日産のタクシーに乗り込んだ。
運転手に「ブルックリンのヴァン・ダイクストリートに行ってください」
そう伝えたのだが「え?どこそれ?」というリアクションをされる。
「えーとね、ブルックリンのIKEAがあるあたりなんだけど…」
そう言うと、運転手は僕にiPhoneを手渡し「コレに住所入れて」。
画面にはGoogle mapアプリが開かれている。

去年もそうだったが、この街のタクシーはみんなこんな感じだ。
運転席にiPhoneが置いてあって、それでナビしながら走る。
有名な場所ならMapを見らずに行けるのだろうが、
それ以外の場所だとiPhone頼りなのである。

ようやく場所を把握した彼はブルックリン・クイーンズ高速を走り始める。
この高速道路は大抵、いつも混雑している。
今回も早速大渋滞。

料金のことが気になったので「目的地まで幾らくらいで行く?」と尋ねると、
「知らない。行ったことない場所だもん。メーターに聞いてくれ」と。わはは。

その後「この道はいつも混んでるね」と話しかけるもシカトされるなど、
この彼とは特にコミュニケーションしないままKeino cyclesのある、
REDHOOKエリアに入る。程なくして見覚えのある建物が目に入った。

タクシー代は35ドルくらいかかったかな。
初っ端にしては大きい出費だったが仕方あるまい。

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それにしても相変わらずかっこいいなぁ。Keino cyclesの店構え…!

店の中に入ると、ケイノさんの姿を見つける。
久々の再会に握手。日本から来たことを大いに歓迎してくれた。

(ケイノさんを知らない人は、
昨年の僕の取材記事をご一読頂きたい)

ケイノさんは翌々日に迫ったショウの準備で大忙しだった。

2階には日本からシルバースミス・フィンのジュンさんが来ていて、
ショウに招かれたビルダーに贈られる無骨なトロフィを作っていた。
先週NYにやってきて、この作業に缶詰状態だと笑っていた。
まったく。すごい人のところにはすごい人が集うものだ。

その後、さらに日本人のトシさんが来店。
現在は熊本在住だが、過去にNYに住んでいて、
ケイノさんとはその頃からの仲だという。

話してみると共通の知り合いが恐ろしく多く、
NYに来てなんだが、世界は狭いなぁと妙に実感した。

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ケイノさんとジュンさんはこれから用があるとのことで、
僕とトシさんはケイノさんのバンで駅まで送ってもらった。
ちなみにこのバンにはケイノさんの作ったXJRが載っていた。



去年、YAMAHAヨーロッパから依頼されて製作されたこのマシン。
僕はこのバイクが仕上がった翌日にKeino cyclesを訪ねていて、
その時はシークレットのため撮影NGだったこのバイクを今年こそ撮りたかった。

そのバイクと相乗り。運命ってのはおもしろいね。わははは。

さて、トシさんとはこの駅で別れる。
まだ夕刻だったため、僕らはこの後マンハッタンで会おうと約束。
NY初日に日本人と飯を食えるというラッキー。これは幸先がいい。

トシさんの勧めで一週間地下鉄&バス乗り放題のメトロカードを買い、
ホテルから一番近い駅まで地下鉄に乗った。

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1年ぶりのNYメトロ。
途中で乗り換えして(簡単に書いてるが久々のメトロに緊張しまくりだった…)
ホテルから一番近いと教えられた駅に降り立った。

さて、僕の5日間のベース基地となる宿。
エクスペディアで予約した、NY最安値だったホステル。
風呂トイレは共同らしいが、まぁそれは貧乏旅だから仕方あるまい。
僕は個室でゆっくり眠れれば問題なし!なのだ。


ところが。


このホステルこそが、僕の今回の旅におけるワースト・メモリーとなるのである…



<続く>
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# by steeldog_79 | 2015-10-30 19:28 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★ #01 Take off!! ★☆

さて。9月17日当日がやってきた。

家内に空港まで送ってもらい、福岡〜成田へ。

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遠足前日症候群で眠れなかったのと、朝7時台の便ということもあり…眠い。
しかしテンションは上がりっぱなしだ。無事に定刻通り、成田へ。

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成田ではちょっとしたアクシデントがあった。

昨年はアメリカにWi-fi機器を持ち込んでおらず、
web環境を得るのにいちいちスタバに入ったり…
とにかく苦心したので、今年はwi-fiをレンタルすることに。

チョイスしたのは「グローバルWi-Fi」なる会社。
価格comでの割引もあり、北米にも強いらしい。

その機器を成田で受け取るつもりだったのだが、
成田の空港の構造を知らない僕はうっかり、
受け取りを第一ターミナルに設定してしまっていた。

福岡からの到着は第二ターミナル。
「どうせ隣だし、歩いて行けるだろう」と思っていたのだが、
American Airの受付嬢に1タミ(こう呼ぶらしい)へのルートを聞くと、
なんとバスに乗って行かねばならない距離らしい。
その往復をすれば、最悪アメリカ行きに乗り遅れるかも、と。

僕は焦った。焦りまくった。しかしWi-fiなしでアメリカは辛い。
しかももうweb予約時に決済してしまっているのでキャンセルも難しい。
僕はすぐにグローバルWi-fiのカスタマーセンターに電話。
事情を話すと、対応してくれたオペレーターの女性が神対応!
なんと、北米用の端末を急遽、僕用に、しかも第二ターミナルに用意してくれたのだ。

これには感謝。
正直、初めて使う会社だったので不安だったのだが、
この素晴らしい対応に僕は海外では今後も
このグローバルWi-fiを使うことを誓った。

そんなトラブルを経て、やっと出国審査。
(その前に現金用のポーチと機内用の枕を無印良品で購入)

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最初の行く先はテキサス・ダラスの「ダラス・フォートワース空港」。
搭乗するはAmerican Airlineのボーイング777だ。
思えば前回はDELTAの747に乗れたのだが、席が狭くて大変だった。
今回は前回よりは広い座席。ちょっと安心した。

さて、ダラス行きの飛行機はターミナルを離れるも、
離陸の大渋滞で少々遅れてのテイクオフ。アメリカへと飛び立った。
昨年も同じだったが、この「日本を離れる」というアクション、
ちょっと感慨深いものがある。「行ってきます!」的な気分にしばし浸る。

DELTAの時と違い、AAのキャビンアテンダントは日本人も多く、
あまり英語を使うことなく機内サーヴィスを受ける。

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機内食もまずまず。
ちょっと不満だったのは、待望の映画タイムを楽しもうとしたのに、
ディスプレイの調子が悪かったこと。そんな中、やっと映ったMADMAXを鑑賞。
家内と映画館で見た思い出をリフレインしながらアメリカへのフライトは続く。

時間にして約12時間。
やっとダラス、テキサスに到着だ。
テキサス。西部劇好きの親父が「駅馬車」なんかで観ていた街。
そこに息子の僕が来るなんて、思ってもいなかった。

さて入国審査。
これには毎度緊張するのだが、ここダラスでは手続きが機械化されていた。
チケットやパスポートをスキャンし、日本語対応の機械で情報をプリントアウト、
それを持って面接官との一騎打ち(大袈裟)、対面の審査へ。

訪米の目的を聞かれ「んー…。ビジネスかな」と答えると
職業を聞かれたのでフォトグラファーであることを告げる。
すると「どんなものを撮ってるんだ?」と質問されたので、
「バイクとかバイカーとか…」と答えると、
「ふーん…」という顔をされ、パスポートにスタンプ押印。
ははは。どうやら僕の被写体に興味なかったか。

こうしてあっさりとアメリカ入国。

LGA(ニューヨーク・ラガーディア空港)へのトランジットまで一時間半。
チェックインだけ済ませて空港内でテキサスを感じようと思ったのだが、
係員のお姉さんに「トレインに乗ってターミナルまで行ってね」と言われ、
「え?トレイン?!」と驚いて聞き返した。

そう。ダラス・フォートワースはとても広いのである。
僕の乗るターミナルまではモノレールに乗らねばならなかった。

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モノレールには10分は乗っただろうか。
この広さにはさすがに面食らった。
「トレイン」を聞き逃したら大変なところだった。

そして無事に午前10時のLGA行きに搭乗。

いよいよNYC入りだ。
僕は通路側に座っていて、隣には笑顔が素敵な金髪女性。
その奥、窓側には僕と同年代と思しき男性が座っていた。

フライトも中盤を越えた頃、隣の女性が僕に話しかけてきた。
「ねぇ、見て!彼の足元!」指さすのは、窓側の男性の足元だった。
その先には、なんともキュートな黒いラブラドールがいた。

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驚くのと同時に、僕らはこの黒ラブにすっかりと癒されていた。
彼(彼女?)はとてもおとなしく、座席の下に座っていた。

ちょっと緊張を伴ったNYC到着前に、癒しの時間をありがとう。

そして飛行機はついに、LGAへアプローチ。
眼下にはニューヨークの街並みが見えてきた。
この街で5日間を過ごすのだ。ちょっと武者震い。

現地時間、14時半。
AA1371便は無事にLGAへランディング。

同時に、僕のニューヨーク再訪が始まった!



続く
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# by steeldog_79 | 2015-10-17 15:07 | Report | Comments(0)

ニューヨーク、再び。  ☆★Prologue★☆

怒涛のフジロック参戦を終えて。
僕はまたいつもの日々に戻っていた。


8月。

毎年この時期は暇だ。
印刷会社や出版社が軒並み夏休みに入る8月は、
下請けの下請けである僕らフォトグラファーも仕事が減るからだ。

ところが今年はありがたいことに仕事が続いた。
ほぼ休みらしい休みもないまま盆に突入し、
盆明けにもすぐさま仕事が入る。

来た仕事は断らなかった。
なぜなら、9月にちょっとしたイベントが控えており、
それに備えてたくさん仕事をこなしたかったから。

昨年に引き続き、2年連続2度目のアメリカ行きが決まっていたのだ。


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初めて憧れのアメリカを体感した昨年の夏。
35年も憧れておきながら、行ったことのなかった国。
あの旅は、一瞬一瞬すべてが強烈な思い出となった。

ミネソタでの結婚式を終えてニューヨークに行った時、
「せっかくアメリカに来たのだから、ひとつでいいから"仕事"して帰りたい!」
そう思った僕はWebマガジン「Street Ride」のI氏に連絡を取った。

ニューヨークには、福岡出身のカスタムビルダー・佐々木ケイノ氏がいる。
彼を取材するという提案に、I氏は即、GOサインを出してくれた。
ケイノ氏にコンタクトを取り、彼が営むKEINO CYCLESを取材させていただいた。

さらに取材後、ケイノ氏から他にもこの街で働く日本人がいることを知らされ、
マンハッタンのダウンタウンにある「Sixth Street Specials」のチーフメカニック、
FUMIくんと出会う。そして急遽、彼のことも取材することができた。

Streetride "KEINO CYCLES"
Streetride "Sixth Street Specials"

この取材時、ケイノ氏が毎年秋にカスタムイベントを主宰していることを知る。

ニューヨークで。
日本人ビルダーが。
カスタムショーを主宰している。

日本人として、福岡に住む人間として、とて誇らしいことに思えた、

これはいつか取材したい!!
またニューヨークに戻れたなら、
日本のメディアとしてこれを取材したい!


それから年を越して、今年の夏。

やっぱりまたアメリカに行きたい!
ケイノ氏のショーをこの眼で見て、写真に収めたい!

その思いはやはり変わらず、僕は家内にアメリカ行きをプレゼン。
彼女は「行っといで」と、快く留守番を引き受けてくれた。


ショーは9月19日。
僕はエクスペディアでチケットを確保。
ホテルも出発直前にどうにか押さえた。

f0214531_17373967.jpg

かくして、17日出発〜22日帰国という、
かなりの強行スケジュールでのツアーが確定。
僕は再びアメリカの地を踏むことに興奮を抑えられなかった。

出発前に仕事を片付けるべく、
前日までバタバタと過ごす。
旅の準備を始めたのも出発前日。

当然のことながら、前夜は全く眠れなかった。


いよいよ、僕にとって人生2度目のアメリカツアーが始まる!!



続く
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# by steeldog_79 | 2015-10-05 17:42 | ひとりごと。 | Comments(0)


しゃしんとばいくと。


by steeldog_79

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